iPhoneはSIMフリーにした方が良いのか? を考える | いさおリンクのインターネット羅針盤

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ソフトバンクが発売したPepper君、なんと1000台が1分で完売したとのこと。7月からはアルバイト派遣が始まるようなので、街中で見かける機会が増えることでしょう。

さて今日の本題です。

5月から各キャリアで発売されているAndroidOS/iOSのスマホは購入後6ヶ月を過ぎるとSIMロック解除が出来るようになりました。とはいえ、SIMって何? 何だかよくわからないと言う人が大半だと思います。

スマホのようなハードウェアもソフトウェアも料金も複雑な商品は、売る側が圧倒的に有利で、自ずとユーザーは劣勢に立たされてしまいます。スマホに関する色々な仕組みやからくり?を知ることで費用対効果の高い買い物ができます。スマホについてお困り事がございましたら、いさおリンクにご連絡ください。

話が逸れました。

今日、紹介したかったのはSIMフリーのiPhoneについてです。iPhoneといえば一般的なユーザーはドコモ/au/ソフトバンクで購入していますよね。で、SIMフリーのiPhoneを実際に買おうとするとオンラインのアップルストアか、Apple直営店を利用することになります。

SIMフリーのメリットは、海外に行く人なら現地でSIMを調達すれば通信費を安く上げることができます。一方もっぱら国内でしか使わない人は、MVNOと呼ばれる格安SIMを差すことで通信費の低減が期待できます。


ではその費用の低減は一体どのくらいなのか? について、書かれている記事がこちら。

<スマホ>iPhone安くなる?SIMフリーは得か損か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150621-00000004-mai-bus_all

iPhoneの本体代金だけ考えたら、キャリアで買う/アップルでSIMフリーを買うのもほぼ同じです。

キャリアの場合は、24ヶ月の分割で購入出来る&2年間継続利用前提で毎月一定額の割引(月々サポートとか毎月割と呼ばれているもの)があるため、見せかけの金額が安いように感じます。実質○○○○円と記載されているのがそれです。

一方、SIMフリーのiPhoneは一括で購入する以外の選択肢として、Appleローンを利用することが出来ます。

Appleローン
http://store.apple.com/jp/browse/finance/loan

キャリアと同じ24回払いにすると金利5%となってしまうのが欠点ですけど、12回払いであれば金利0%です。このローンを利用すればキャリアで購入する場合と同じようなイメージで購入することが可能です。最も毎月の割引分が無いので割高に感じるかもしれません。

それでも、毎月の通信料金を考えたらキャリアは7,000円程度~、一方MVNOは2,000円弱程度~と驚くほど安いです。その差額は年間数万円になるので、キャリアで分割購入時のサポート割引分を差し引いてもSIMフリー+MVNOの方がお得です。

実際の料金はそれぞれ使いたい会社のサービスの利用料金を比較検討する必要がありますが、個人や家族間のやりとりメインだったらSIMフリー+MVNOで十分だと思います。

このキャリア→MVNOへの流れはiPhone/Android問わず、今後ますます加速していくでしょう。スマホ同士だったらLINEやSkypeで通話すれば無料ですし、キャリアメールを使う必要も薄れています。今ガラケー&キャリアメールを使っている人達がスマホに移行しだしたら、その流れは決定的になるでしょう。

だからといってキャリアを使わないという風にはならないと思います。通信回線の速度・安定性を重視する人は今後もキャリアを利用し続けるでしょう。

ちなみに自分は現在、au2台(iPhone6/Android)を使っていますけど、次期iPhone(6s?)からはiPhone6→SIMフリーの次期iPhoneにする予定です。

一方、仕事で使っている回線はauのままで行きます。仕事用回線は絶対的な信頼が必要なのでコストをカットするメリットよりも、安心できるメリットを重視します。

スマホの使い方は人それぞれ、そして時代はどんどん変わっていき新しいサービスが生まれ、既存のサービスはそれに対抗して変わっていく。世の中に絶対というものが無い以上、節目節目で今利用しているサービスを見直すことが必要ですね。