さて今日の本題です。
今使っている au Xperia Z1の最新機種、Xperia Z4が本日から各キャリアにおいて順次発売されます。ホットモックを触った人からは発熱問題が報告されていたりして、蓋を開けたら地雷機種だった・・・ りする可能性も否定できません。購入者のレポートを待ちらいところです。
さてXperia Z4は当然のことながら最新のAndroidOS 5.0が搭載されています。かたやXperia Z1は4.4.2が最新バージョンです。
最新のOSが最善のOSとは限りません、今のOSが安定しているなら無理にバージョンアップする必要もありません。ただバージョンアップするしないも含めて選択肢は多いほど良いです。
そういう考え方からこの↓記事を読むと何だかな~、と思うのは自分だけでしょうか。
ドコモのXperia ZやZ1でAndroid 5.0のバージョンアップが見送られた理由
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1506/08/news146.html
メーカーやキャリアは自分達が大事なのか、それともユーザーが大事なのかをはっきり指し示しているように思います。
その昔MS-DOSの頃、パソコンメーカー各社が自社への囲い込みをするために独自の仕様を推し進めたことがありました。当時マイナーな東芝製パソコンを使っていた自分は周辺機器やソフトが少ないことに苦労した覚えがあります。
1ユーザーとしては各社の商業上の都合なんてどうでも良い、どのメーカーでも同じように使えるようになって欲しいと思ったものです。
時は流れてDOS/Vパソコンの時代となり、国内メーカーの独自仕様は高価格&進化が遅いとなって駆逐されてしまいました。
今は、独自仕様=高付加価値と位置づけるのが非常に難しい時代です。パソコンで言えば国内メーカーパソコンのデスクトップに表示されている(大多数の人にとっては不用で余計な)ソフトがあると、かえって混乱するのではないかと思います。
スマートフォンでも同じことが言えます。あんな訳のわからないアプリがてんこ盛りになっていることについて異議を唱える社員はいないんでしょうかね。
メーカーやキャリアは、ユーザーが求めていることに対して自社の都合で見ないふりをしていては自分で自分の首を絞めることにつながるように思えてなりません。
日本人の一人として国産メーカーを応援したい気持ちはあるんですけど、現状を見ているとどうにもテンションが上がらないのです。自分自身ですら購入意欲が沸かないのに他人に薦めるなんて無理なんですよね。それがまた残念なのです。