さて今日の本題です。
まだまだ引っ張るT61ネタ。今回はキーボードです。
T61の頃のキーボードは直販サイトでは購入時に日本語配列/英語配列を選択することが出来たし、パソコンショップで部品として購入することも出来ました。今でもヤフオクで頻繁に出品されています。
さらに言うと、キーボードを作っているメーカーも数社あってそれぞれ若干タッチが違っていたりしてこだわる人はメーカー指名で選んでいたりもします。
自分の場合は自作パソコンに手を染めてから英語キーボードをずっと使っていたこともあって、ノートパソコンでも英語キーボードが選べるモデルがあれば英語キーボードを選んでいました。
ところが、中古やジャンクで入手するThinkPadは当たり前ですが日本語キーボードがついています。普通のノートパソコンだったら諦めて日本語キーボードのまま使うしか無いんですけど、ThinkPadはうれしいことに簡単にキーボードを脱着できるので英語キーボードを持っていれば付け替えて使うことが出来るのです。
付け替えは至って簡単で、ThinkPad T61の裏面にある5本のネジを外すだけ。どのネジを外すのかはアイコンで判別できます。なお、下の写真右側の穴にもキーボードのアイコンがありますが、これはキーボードの水抜き穴の印なんです。
パソコン本体とキーボードは赤枠に囲まれた場所にあるコネクターで接続されています。ここを外して英語キーボードのコネクターを差し込み、元通りに取り付けたら作業完了です。
ただし・・・ ハードウェア的にはこれで終わりですけど、このままだとキーボードの配置が違うのでキートップにプリントされているキーを打っても違う文字がでてしまいます。例えば”@”など。
そこでOS側で101/102(英語)キーボードとして認識させる必要があります。
文字にしてみると面倒くさそうですけど、慣れてしまえば10分もあれば終わります。
まあどうでも良いと言えばそれまでなんですけど、こういうこだわりに応えてくれるのがこの頃のThinkPad X,Tシリーズの良さなんです。