さて今日の本題です。
タン二郎の乗るついでに、Panasonicの4Kデジカメ GH4を持ち込んでドライブレコーダー代わりに録画してみました。同じPanasonicの4KビデオカメラもありましたがDP200に近い画角にしたかったので、手持ちの広角レンズが使えるGH4にしました。
今回、GH4で使用したのはこの広角ズームレンズ。7mm:35mm換算で14mm=で撮っています(LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014)です。
タン二郎にはTranscendのDP200という2K録画のドライブレコーダーが付いているので、4K/2Kの録画品質の比較も出来ます。この4K/2K録画はどれだけ違うのか結構気になる人が多いのではないかと思います。
LUMIX GH4 の固定をどうしようか悩みましたが、手持ちのミニ三脚がちょうど良い具合にダッシュボードの上に収まってくれました。数分のテスト録画なのでこれでいいのだ。
出来るだけ同じ位置から録画できるよう、ミニ三脚を目一杯伸ばしてここまで近づけることが出来ました。こうやって比べると、Transcendのドライブレコーダーのコンパクトさが際立ちます。
肝心の比較動画はこちら。窓ガラスがすごく汚いのが目立ちます(T_T)。水拭きしてから撮影しようと思いつつ、忘れてしまったのだ。
観ていたければお分かりの通り、画質の差は歴然としています。今までTranscend DP200で撮った映像は結構綺麗で鮮明と思っていたけど、さすがに4Kはランクが違います。
今回は低速のみの撮影でしたので、GH4の4K30Pでも車のナンバーや顔はかなり鮮明に写り、事件や事故の際の証拠として使えると言うよりも、決定打になるだけの品質の良さがあります。
問題はやはりそのデータ量の多さでしょう。今回のGH4の場合で元データ5分54秒で4.27GB、かたやDP200は5分で591MBでした。128GB位は欲しいから高速のClass10, UHSスピードクラス3となると・・・ ちょっと高すぎて無理。
もちろん安いのもありますけど、4K撮影の場合は書き込みが追いつかなくてエラーになる場合があります。
余談ですが、なんとPanasonic純正のClass10, UHSスピードクラス3 64GBのSDカード はイチマンニセンエン以上するにもかかわらず今回の撮影でエラー発生! 高くてもエラーになるなんてど~すればいいんだ!
という訳で、結論としてはハードウェアの高価格と不安定さ、さらに取り付けスペースなどで問題があり時期尚早といったところでしょうか。
ただ、時代は間違いなく4Kに向かっているし、製品のコモディティ化による価格下落もあるし、何よりも事件事故の際の証拠能力を考えたら近い将来に4Kになると思われます。
逆に言えば、今2K(1920*1080)を選ばずに720P(1280*720)クラスの製品にしてしまうのは、事件や事故の際の証拠と言う観点から考えたらちょっと物足りない気がします。
値段との兼ね合いもあって難しいとは思いますが、出来るだけ高性能なドライブレコーダーを使うことが護身術につながると考えて製品選びをして欲しいものです。
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Panasonic ミラーレス一眼 ルミックス GH4 ボディ ブラック DMC-GH4-K
Panasonic マイクロフォーサーズ用 7-14mm F4.0 広角ズーム G VARIO ASPH. H-F007014
Transcend Wifi対応ドライブレコーダー 300万画素Full HD画質 DrivePro 200 / TS16GDP200-J
※DP200に新しくバッテリー内蔵&吸盤付きのモデルが出たようです。これから購入するなら↓の方が良いかもしれません。
Transcend WiFi対応ドライブレコーダー 300万画素Full HD画質 DrivePro 200 日付保持用(最大10日間程度)リチウムバッテリー搭載&吸盤タイプのブラケット付属 / TS16GDP200M-J