今日は合間をみてヤフオクに出品した商品の発送手続きを行いました。しばらくやっていなかったんですけど、今って落札者との入金迄のやりとりが短いんですね。スピーディーなのはいいことですが、早く発送しろと言われているようでプレッシャーになります。
さて今日の本題です。
今の若者はパソコンの使い方を知らない、なんて書くと”何をバカなこと言ってんだ。おオジサン世代より若者のほうが知ってるに決まってるだろ”とお叱りを受けてしまいそうです。
でもコレ、確かに思い当たる節があります。今の若者と一括りにしてしまうのは乱暴ですが、あたかも体の一部かのようにパソコンを使いこなしている人がいる反面、キーボードに触れたがらない人がいるのは事実です。自分自身もお客様先でよく経験します。
面白いのは、パソコンは苦手という若者でもスマホは(使いこなしのレベルに差はあれど)スイスイ操作しているのです。苦手と言う人にはほとんど出会いません。
考えて見れば無理もないことで、今の若者、特に一人暮らしをしている人はお金に余裕が無いケースが多いようです。そうなってくると生活の中で重要度が低い物をバッサリ切っていくようになります。今だったら、
・テレビ
・固定電話
・雑誌を含む書籍
・パソコン
・車(都会に住んでいる人)
なんて普段の生活に無くても困らないから不要と割りきっています。その分の費用を通信費につぎ込んでいるなんてことを聞きます。
オジサン世代の自分の若かりし時はバイクや車がステータスシンボルでありました。バクや車を買うのはもちろんのこと、バイクや車関係の月刊誌を何冊も買っていたものです。
携帯電話なんて出たばかりの頃は高くて手が出なかったですよ。携帯がアナログ回線からデジタル回線になる頃に購入しましたけど、秋葉原を回って一番安かった所で9万円近く出して買ったような記憶があります。
パソコンで言えば1995年発売のWindows95、1998年発売のWindows98の頃から仕事だけではなくプライベートでもパソコンを持つのが当たり前になってきて、1人1台とは言わないまでも一家に1台ある位には普及していたと思います。
ブームにもなってあんなにパソコンが溢れかえった筈なのに、新入社員として社会に出た、当時幼かった子どもたちがパソコンに触れようともしなければ興味も持たなかった・・・ なんてモッタイナイことなんでしょうか。
先生が悪いとか家庭が悪いなんて言うつもりはありませんが、パソコンの持つ魅力と可能性を子どもたちに伝える、興味を持ってもらう努力を自分も含めた大人の人達がしてこなかったところにスマホネイティブな若者が存在する原因があると考えます。
パソコンやスマホなどはコンピューターなんだから基本的に難しいのは当たり前なんです。何も考えなくても操作できるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
IT業界で食べさせてもらっている一人として言えることは、コンピューターの難しさ(実際には年々低くなってきていると感じます)という壁を乗り越えた先にある、パソコンの魅力とか可能性、さらにワクワク感とか人とつながる暖かさのイメージを体感していただきたいなと思います。
もちろんスマホでも同じようなことは出来るけど、パソコンはより表現力豊かにイメージを形にしてくれるのです。
パソコンなんて面倒臭い、スマホで十分、なんて思っているあなた。今からでも遅くはありません。パソコンに触れ、パソコンの可能性を感じ、そしてパソコンに夢中になりましょう!