さて今日の本題です。
Macで利用できるMicrosoft Officeはバージョンが2011です。必要にして十分な機能を持っているとはいえ、Windows版のOfficeが2013なのに比べるとずいぶんのんびりした進化で、インターフェースもちょっと古めかしい感じがします。いつ新しくなるんだろうと思っていたら・・・・ Office for Mac (ただしプレビュー版)が出ました! しかも今なら何と無料です!!
「Office for Mac プレビュー版」、Yosemite向けに無料公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/06/news051.html
自分のMacBook Pro Retina15+Microsoft Office 2011は、既にMac OSX Yosemite (OSX10.10) になっているのでシステム要件は満たしています。さらにMicrosoft Office 2011と併用ができるので何の支障もありません、という訳でさっそくインストールしてみました。
ちなみにOffice for Macのダウンロードページはこちら
http://products.office.com/ja-JP/mac/mac-preview
インストールそのものは普通のアプリと一緒で特に変わったことはありません。
新しいOfficeとはいえ、Windowsを使っている人ならお馴染みのOffice2013のインターフェースとあまり変わらないかも。Office for Mac 2011と比べると2011ののインターフェースがえらく古臭く見えます。
Word。手前がOffice for Mac 2011
PowerPoint。手前がOffice for Mac 2011
Mac用アプリとの比較で代表してKeynoteが登場。奥のOffice for MacのPowerPointと比べるとキーノートの方が直感的に操作できそうな感じ。実際、Keynoteは簡単で迷わず直感的に操作できます。
続いて、Office Webアプリとの比較です。Webアプリの登場で、今やインターネットさえつながれば製品版のMicrosoft Officeを持っていなくてもファイルの閲覧/編集が出来るようになりました。さらにiPhoneやiPadでもExcelやWord、PowerPointアプリが利用できます。そして間もなくAndroid版も正式デビューです。
画面奥がWebアプリのExcel Online。手前がOffice for Macです。雰囲気が一緒ですね。
気になるWindows版Office2013との比較を見てみましょう。
まずはWord。奥(左側)がWindows版Word2013。手前がOffice for Mac
こちらはExcel。奥(左側)がWindows版Excel2013です。
PowerPoint。奥(左側)がWindows版PowerPoint2013です。
こうやって並べてみるとさまざまなOSで動き、どのOSでもほぼ同じインターフェースを持つMicrosoft Officeはこれからも事実上の標準ビジネスソフトとして君臨し続けるんだなぁ、というのがよくわかります。
個人的にはMac/iOSのiWork(Pages、Numbers、Keynote)の使いやすさを推したいのはやまやまなんですけど、いかんせん使っている人が少ないし、マニュアルや解説サイトが少なすぎて独学をしにくいのが難点です。
今回のOffice for Macが正式リリースされたらますます追い風となってiWorkが苦戦しそうな感じがします。
同時に、OfficeがどのOSでも同じように動くんだったらWindowsパソコンに固執する理由が無くなっていきます。
と言うことは・・・ WindowsパソコンからMacに乗り換える人が増えそうな予感もします。2015年はMacの新しい風が吹きはじめる年なのかも!?