今日は久しぶりに在来線で長時間列車に揺られてきました。JR池袋駅起点で考えると高崎線、湘南新宿ライン、宇都宮線を使えばけっこう遠くまで行けます。ちょっと贅沢をしてグリーン車に乗れば新幹線とは違った車窓の風景を楽しめることを再認識。もう少し暖かくなったらプチ旅行をしてみよう。
さて今日の本題です。
ICT(情報通信技術)と言う言葉があります。情報や通人に関する技術の総称を言うようです。
https://kotobank.jp/word/ICT-13781
総務省のホームページにはボリュームたっぷりにICTに関する説明があって読むのが大変、理解するのはもっと大変です。
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/index.html
そのICTを教育に活かす為に昨年佐賀県教育委員会は、県立高校の新入生全員にWindows8タブレットと5万円の自己負担で購入させて活用しています。
とここまでは先進的な取組で素晴らしいと思うのですが、導入に関して、あるいは
導入後にさまざまな問題が発生したようです。
佐賀県の県立高校が導入する5万円のWindowsタブレットは、高い?
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/190/190036/
佐賀県ICT利活用教育の現場報告
http://blogs.yahoo.co.jp/sagaict
佐賀県教委 高校授業用パソコンの「教科書」削除を指示
http://hunter-investigate.jp/news/2015/02/ict26-25.html
当事者じゃないから細かい経緯はわかりませんが、一般論で言ってもパソコンのプロじゃない先生達にパソコンのハードウェアもソフトウェアも理解して、その上で指導しろと言っても無理があるのは明白です。現場の最前線にいる先生は途方に暮れていそう。
またWindows8+国産タブレットでオリジナルアプリの組み合わせとなっていますが、さぞかし使いにくくて大変だろうと想像します。生徒の家庭にiPadがあってiPhoneと連携して使っていたらWindowsタブレットは使えねー、と思われてしまいそう。
ただ、ビジネスにおける事実上の標準OSはWindowsでありMicrosoft Officeなのは間違いないから悩ましいです。ビジネスの現場では即、Windowsパソコンを使えることが必要ですから、早いうちから慣れておく必要がありますしね。
あくまでも個人的な意見ですが、これだけiPhoneが圧倒的なシェアを持ち事実上の標準スマホになっている以上、iPhoneと親和性の高いiPadでハードウェア/ソフトウェアの理解を深めた方がWindowsパソコンを操作する時も戸惑わないと思うのです。
さらに言えば今は卒業したらWindowsパソコンを触らない可能性すらあります。今、スタバなどではMac使いの人だらけですからね。MacでもOfficeがあるからWindowsに固執する必要もないんじゃないかな。あ、OfficeWebアプリで操作に慣れておけばOSに依存せずに済むか。
卒業する頃=購入して3年も経てば既に買い替え時期になっているから、そのタイミングで必要であればWindowsパソコンなりWindowsタブレットを買うのでもいいような気がするな。
そんなこんなを考えると一番良い解決方法は・・・ iPadが進化してiOS/WindowsOSを切り替えて使えるようになることかな(・・;)。その日が来て欲しい。