今日は暖かかったですね。ただ、夕方になってひばりヶ丘駅に戻ってきた頃には雨模様に。折りたたみ傘を忘れていたので駅前の西友でビニール傘を買ったんですけど、その価格が何と税込みで154円。安いのはありがたいがいくら何でも安すぎるよ。行き過ぎた価格破壊は誰も得をしないように思います。
さて今日の本題です。
その昔、初のノートパソコン 東芝Dynabook SX001を購入した頃はNECのPC98の天下でありました。Dynabook SX001はPC/XT互換機だったので英語のソフトが動き、英語版のゲームやWordStar(ワープロ)で”世界”を実感したものでした。あの頃にもっと必死になって接していれば今頃は・・・と、タラレバの話をしてもしかたないですね(・・;)。
その後、IBMがPS/55というDOS/Vのノートパソコンを引っさげて日本に攻め込んできた時がありました。世界の巨人IBMのノートパソコンはたまらなく魅力的でしたがなにぶん高価過ぎて選択の対象から外れていました。
IBMの真っ黒な筐体にはずいぶん憧れたものです。時が過ぎてIBMがLenovoブランドとなった後、仕事で持ち歩けるパソコンが必要となって購入したのが、
Lenovo ThinkPad T61 (SXGA+ 1400*1050pixel)。この解像度は国内向けにはごく少数販売されたのみでしたので、個人輸入して購入しました。ちなみに国内モデルは1440×900pixel、この横長のパネルがちょっと気に入らなかったのです。
IBMのブランドではありませんがIBMの血を受け継いだLenovo ThinkPadは、豊富なドライバー、充実のサポートサイト、秋葉原における周辺機器の入手の容易さで満足度は高かったです。
その後も自分で使うパソコンはThinkPadシリーズに決めていて、Tシリーズ/Xシリーズをトータルで10台を超える台数を購入しました。
独立してからはMacを覚えた方が仕事の幅が広がると思い、MacBook Pro Retina 15 Mid 2012 を購入してからはMacの世界がメインとなっています。
もちろん今でもThinkPadシリーズは大好きで、奥さんのメインパソコン ThinkPadT510や自分のサブマシン ThinkPad X220を始めとして何台かのThinkPadが鎮座しています。
そんな大好きなThinkPadシリーズなんですけど、以前個人情報流出のニュースが流れて以来、お客様に勧めることはありません。
ニュースの例
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/03/10/25797/
ThinkPadの設計思想に共感し、自分が最も勧めたいパソコンであるにも関わらず、ThinkPadシリーズを勧めることが出来ないのは本当に残念なことです。
そんな気持ちにさらにダメージを与える記事がこちら。
Lenovo製PCに入っている極悪アドウェア「Superfish」はどれだけヤバイのか?
http://gigazine.net/news/20150220-lenovo-superfish-disaster/
レノボがSuperfish自動削除ツールを提供開始、WindowsDefenderも対応する見込み
http://gigazine.net/news/20150223-lenovo-superfish-wiping-tool/
ThinkPadT/Xシリーズは関係無いようですが、知らない人にとっては個別のシリーズ名ではなくLenovoというブランド名で判断されてしまいます。この状況でレノボ製パソコンを勧めることそのものが、不本意ながらも自分の信用を失墜させてしまうことにつながります。
個人的には今でもWindowsパソコンはLenovo ThinkPadシリーズがオンリーワンと思っていますし、今後もThinkPadシリーズを使い続けるでしょう。
その素晴らしいThinkPadシリーズを、人に勧めることができないのが返す返すも残念でなりません・・・