今日は風が冷たい一日でありました。あまりの寒さに無印良品で50%OFFで売られていたスマホ対応手袋をGET! 実は以前同じのを買って重宝していたんですけど、いつの間にかどこかに行ってしまったのです。安く入手出来て良かった。
さて今日の本題です。
考えさせられる記事があったので紹介します。
Facebook、死後のアカウント管理人指名やアカウント削除の遺言が可能に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/13/news058.html
既にご存知の方が多いと思いますが、一度インターネット上に公開されたデータは公開した人の意志に関係なく、永遠にインターネット上を彷徨う可能性があります。
つまり、投稿された記事をスクリーンショット(魚拓)したり、ダウンロードしてしまえば第三者の手によって投稿される可能性があるのです。
また、アカウントID&パスワードがわからなくなってそのまま放置されているブログやホームページは星の数ほどあります。
Twitterやfacebookのアカウントも同様で、ログイン情報がわからなくて消したくても消す方法がわからず放置されているのもたくさんあります。こちらは全てではありませんが、ご自身の行動によって削除することが出来ます。
問題は、アカウントの所有者が何らかの理由で亡くなってしまうこと。それが急であればあるほど手続きが行われずに主がいないまま公開され続ける可能性は高まります。
今回のfacebookの試みが反響を呼べば、終活=人生の終わりのための活動@wikipedia=に使うエンディングノートにSNS等の扱いについて遺言を残すことが一般的になるかもしれません。
自分で言えば既に人生の折り返し地点を過ぎ、同級生のうち何人かの訃報に接した事もあって人生の終わりが見え隠れしてきているのは事実です。死はもうすぐそばにいて息を潜めているようにも思えますし、いつ来てもいいような覚悟はしています。
家族・友人などの大切な人に対し、自分の生きてきた証としていつまでも覚えていてもらいたい、と思う気持ちと、いつまでも曝されるのはごめんだという気持ちが入り交じっているのが正直なところです。
ちなみに残しておきたい筆頭格は何と言っても昔作ったホームページです。最愛の娘へのメッセージを伝える場所(ホームページ)が出来たことが、当時の自分にとって精神の安定に最も役に立ったのでとても思い入れがあります。
それに比べて今こうやって書いているブログやTwitter、facebookなどは、自分が死んだら消し去ってもいいかな。
さすがに死後の世界からネットにアクセスする訳にはいかないと言うか出来ないから、今のうちに様々なことについて意思をはっきりさせておかなくてはならないですね。
と、つらつら書いているうちに、エンディングノートのアプリを作ってそこに通常の遺言に加えてネット遺言(一定期間のアクセス無しで登録アカウント削除/設定変更)も設定できるようしたら人気が出そうな気がしてきました。
ただ問題があって、それは何かというと・・・
アプリの存在をまわりの人が気づかなかったら意味が無い。事故や事件で亡くなる時にスマホが水没したり壊れたりしたら気づいてもらえない可能性が高いです。
紙ベースでもアプリでもいいけど、信頼できる人にエンディングノートを渡しておくことがこれから一般的になるかもしれませんね。