さて今日の本題です。
先日、AndroidTVが発売されたとのニュースがありました。
初のAndroid TV「Nexus Player」が2月下旬発売。12,800円。各社TVやHuluも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20150129_685949.html?ref=garank&utm_contents=rank-pc-top&utm_campaign=garank&utm_source=www.watch.impress.co.jp&utm_medium=content-text
アンドロイドでテレビといえば昨年発売されたChromeCastがまず頭に浮かびます。新しもの好きのオッサン(自分のことです)もつい釣られて買ってしまいました(・・;)。
我が家にはAppleTVもあって目的や用途によって両方を使い分けています。MacBook Pro Retina 15で仕事しながらiTunesMatchに溜め込んだ音楽をAVアンプ経由で聞きたいと思った時はAppleTV、youtubeもAppleTVで観る事が多いかな。
ChromeCastはテレビ入力を自動で切り替えてくれるので時たまyoutubeを観るのにつかっているのと、集まりがあった時に皆それぞれオススメyoutubeを観せたいとなった時に活躍しています。それぞれが持っているスマホが各自のリモコン代わりになるのがいいですね。
全体を通して言えば、ChromeCastはまだまだ熟成不足で出来る事がかぎられていますので、iPhoneやiPadを持っている人だったらAppleTVの方が便利に感じるでしょう。
新しく発売されるAndroid TV NexusPlayerはChromeCastと違ってスマホ無しでも操作が可能なところが一番の違いになるのかな? そう考えると、自分の普段のテレビとの接し方からするとあまりメリットは無いように思います。
ゲームをする方や、ドラマや映画をよく観る(購入/レンタルする)方はChromeCastよりも面倒臭くなくいろんなことができるので便利かと思います。
これで無線の設定が何も考えずに出来る(昔に比べたらずいぶん簡単になったけど、それでも無線接続は難しいという声をよく聞きます)ようになったら、レンタルビデオ屋さんにとって脅威になるでしょう。
Android TVで懸念されるのはサポート(アップデート)期間。購入時のAndroidOSの旬が恐らく2年程度でしょうし、比較的早い段階でサポートが打ち切られてしまう可能性が高いです。
どうせ旬が短いんだったら、デジタルテレビ本体にAndroid TVのユニットの統一規格スペースを設けて、カートリッジ式で新しいのと入れ替え出来るようにしてくれたら結構便利になるでしょう。B-CASを廃止し、B-CAS装置を外して付けるのが一番かも?(笑)
Android TVの進化が進めばテレビ放送(+ラジオ放送)はネット配信となり、テレビアンテナが不要となる時代が来ると思います。
そうなったらテレビはキー局も地方局も無くなるでしょう。
さらにテレビの放映スケジュールも無くなって、観たいと思った時に観たい番組を呼び出して試聴する事が可能になります。というか、技術的には問題ないのでしょうが、広告収入との兼ね合いからやりたがらないだけなんでしょうね。
今やテレビは幼い頃に夢中になって観ていた時を経て、今その魅力はほとんど感じられまなくなりました。BGVに限りなく近く惰性で観ているだけです。
リビングでデカデカとスペースを取っているのに、BGVとしてしか機能しないなんて本当にモッタイナイ。
AndroidTVが爆発的に売れてオンデマンド配信のスタイルが当たり前になり、テレビの窮屈さ(好きな時間に好きな番組を観ることが出来ない)に不満が高まって放映すたいふが変化していく日が来ることを望みます。案外とその日は近いような気がします・・・