さて今日の本題です。
PC業界にとって今、一番の話題は、Windows10の一年間無償アップグレードでしょう。ついにMicrosoftまでも無料になってしまったのですから、OS競争の激しさが伺えます。
「Windows 10」は無料アップグレードで提供、今後はバージョンが“無意味化”
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150122_684843.html
なんだかんだで歴代のWindowsOSにせっせとお布施していた身としては、無償化はうれしいはうれしいんですけど今までMicrosoftの新OSが出るたびに嬉々として買っていた自分がちょっと虚しく感じます。それもこれも時代の流れなんでしょうね。と、少々愚痴モードであります(・・;)。
ちなみにWindows10への無償アップグレード対象はWindows7/8/8.1とのことです。
これは言わずと知れた過去との決別で、未だに使っている人が多いWindowsXPを終結させる目的があるのでしょう。
さすがに日進月歩どころか秒進分歩のPC/IT業界において、10年以上前に販売されたソフトウェアではいくらなんでも無理があります。ただ悲しい現実として、人は目に見えないソフトウェアに関してはその価値を正しく値踏み出来ません。
WindowsXPでもちゃんと動いているし、あんまり使わないからOKと思っている人の意識を変えるのは容易な事ではありません。モッタイナイの精神から言ったら使い続けるのが正当、と思う人も多いでしょう。
今回の無償アップグレードがそういう考え方に風穴を開けてくれるといいんですけどね。
テレビで言えば、無理矢理にアナログ→地デジ化した時のような思い切った切り替えをする絶好のチャンスだと思います。どのような変化が起きるのか楽しみです。
Windows10が発売される事によってますますOSの競争は激しさを増していくでしょう。ユーザーにとってはより簡単により便利になる方向での競争は大歓迎です。
制約を一切無視して夢を語れば・・・ MacOSが単体で発売されてどのパソコンにもインストールできるようになったら面白くなるんだけどな~。
Webベースで何でも出来るようになってきているから、将来的にはそうなってもおかしくない、と思いたいです。今は無理でも5年後、10年後だったらあるいは・・・