NFC搭載SDHCカードで写真や動画のデータ受け渡しがますます簡単に | いさおリンクのインターネット羅針盤

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今日は京成線で移動したんですけど、線路のトラブルが発生して日暮里駅で足止めをくらってしまいました。9:54に現地到着の予定だったのにスカイライナーを使っても11:22到着となってお客様に迷惑をかけてしまいました。いつもスマホを操作しているのに列車の遅延情報に気づかなかったのが悔やまれます。もっと列車情報に敏感にならなくては。

さて今日の本題です。

毎日必ず巡回している価格コムで気になるニュースが2本ありました。それは何かというと・・・

東芝、世界初のNFCを搭載したSDHCメモリーカード
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=camera/ctcd=0052/id=44466/

NFCと言えばおサイフケータイやSuicaが有名です。近づけるだけで認識してくれるのはとっても便利ですね。カメラからSDHCカードを取り出してSDリーダーやSDスロットに入れてデータを取り込むのはちょっと面倒な作業ですから、その手間が省けるのは大きな魅力です。※1/8 10:00追記 残念ながら現在はサムネイルを見ることが出来るだけみたいです

この記事を読んで、ふと身近にあるNFC搭載機器はないかと見回してみたら・・・

・Panasonic LUMIX GH4
・au Xperia Z1

の2つがありました。そこで先ほどの記事にあったNFC対応のSDカードがあったとしたら、という仮定であまり意味のないシミュレーション(笑)をしてみました。

無線スイッチをONにしたGH4のNFCマークに、ImageAppを立ち上げたXperia Z1を近づけるだけでこのように接続確認の画面が表示されます。GH4の画面で「はい」をタッチしてから再度Xperia Z1をGH4のNFCマークに近づけると接続が行えます。



つまり
ステップ1.GH4の無線設定ON
ステップ2.Xperia Z1のImageApp立ち上げ→GH4に近づける
ステップ3.GH4で接続確認の「はい」をタッチ
ステップ4.再度Xperia Z1を近づける
ステップ5.リモート接続完了
となります。

NFC無しの無線接続、例えばiOS端末のiPadを例にとった場合の接続手順は、

※既に一度設定が完了しているとして
ステップ1.GH4の無線設定ON→液晶画面で既存接続をタッチ→iPadの接続をタッチ
ステップ2.iPhoneの無線設定画面で無線接続先として表示される「GH4」をタッチ→接続完了
ステップ3.iPhoneのImageAppを立ち上げる
ステップ4.リモート接続完了
となります。

一見するとiPadの接続の方が簡単のように感じるかもしれません。ただしそこには落とし名があるのです。それは何かというと・・・

「無線接続に時間がかかること。」

もしかしたら個体差があるのかもしれませんが、自分の環境ではiPhoneでもiPadでもGH4と無線接続をしようとすると下手したら数十秒かかります。それだけ時間がかかるので無線接続することじたいがかなりストレスの溜まる作業になるのです。

その点、NFCはあっけなくつながります。両方比べたら普通の人はiOS端末よりもNFC付きの機器を使いたいと思うでしょう。

ちなみにGH4のNFCマークはここについています。



このGH4で味わえる便利さを持つ、東芝の新しいNFC搭載SDHCカードはNFC搭載端末ユーザー及びSONY&VaioPCユーザーだったら買って損は無いと思うのですが、問題があるとすれば値段かな。通常のSDHCカードに比べたら生産量が少ないから価格は高止まりしてしまうかもしれません。

便利なんですけど、価格面で割り切れるかどうかですね。

ちなみに、下の3枚は今日の話題とは関係ない普通のSDHCカードです。あまり深い意味無く載せています(・・;)。