さて今日の本題です。
自分が思うMacの魅力の一つにiOS - MacOSXの動画連携が挙げられます。iPhoneやiPadで撮影した写真や動画をMacに読み込む→Final Cut Pro XやiMovieで編集/加工をする→youtubeに投稿する の一連の作業が簡単に行えてしかも高品質なムービーを作ることが出来るのはMacならではの魅力です。特にFinal Cut Pro Xは簡単ながらも高機能でもうコレ無しでは作業したくありません。
そんなFinal Cut Pro Xですが、本格的に使い始めて日が浅いこともあって時たま、何でこーなるの(・・? と戸惑ってしまうこともあります。
その最たる例がさまざまな動画形式への対応です。自分のイメージとしては動画加工ソフトなんだからiPhone/iPadは当然のこと、さまざまなデバイスで撮影したデータを取り込むことが出来るはず・・・ でも実際には読み込めないファイルが存在しています。
今回、Victorの業務用ビデオカメラで撮影されたデータを加工する必要があってSDカード経由で読み込んでみたら・・・ ふーん、MP4ファイルか。
では早速Final Cut Pro Xを読み込ませ・・あれ? 読み込むことが出来ないぞ(・・;)。
自分用メモ:Final Cut Pro Xで*.vobファイルを読み込む
http://ameblo.jp/isaolink/entry-11847795473.html
そうだよこれこれ、と思いつつクィックタイムプレーヤーに読み込ませたら・・
うわ、ダメだ・・・
調べてみたらFinal Cut Pro Xで読み込めるMedia形式の中にMP4が入っていません。
さらに調べてみるとMacでMP4変換を謳う有料/無料のソフトが出てきましたが、いまいちピンときません。有料ソフトを買うのもどうにも踏ん切りつかず、無料ソフトは結局有料への誘導にしかならないような雰囲気も。
結局、Adobeクリエイティブクラウド(CC)を契約していることもあってAdobe MediaEncoderを利用してファイル変換を行うことにしました。Adobe CCは月額5,000円とそれなりに高額なサービスですけど、画像~映像に関するさまざまなソフトを使えるのでこういう時には役に立ちます。
Encodの専用ソフトなのであっけなくFinal Cut Pro Xが読み込める形式に変換することが出来て一件落着!
と、対処療法的にはこれでOKなんですけどMacに対する割り切れなさが残ります。
割り切れなさ その1
何故、Final Cut Pro XではMP4ファイルを読み込めないのか?
割り切れなさ その2
何故、MacはAdobe Media Encoder相当のソフトを用意しないのか?
割り切れなさ その3
何故、動画ファイルをDVDに焼くためのソフトを用意しないのか?
"one to one"のトレーニングの時に、講師の方に似たような質問をしてみるとやはりというか何というかはっきりした答えは出てきません。どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えていただけると幸いです。
MacとしてはiOS端末 ←→ Macそれぞれのデバイス間で完結すればそれで良しなのかもしれないけど、もう少しオープンになってくれてもいいんじゃないのかな?