さて今日の本題です。
その"one to one"の3種類のトレーニングのうち、今日はオープントレーニング 90分を受けてきました。
ちなみに"one to one"の詳細はこちら
http://www.apple.com/jp/retail/learn/one-to-one/
今日聞きたかったのはiCloud Driveのこと。iOS8&Mac OSX Yosemite (OSX10.10)になってiCloudが進化してiCloud Driveになりました。その結果、今までよりもファイルの連携がスムーズになっているのは想像できたものの、どのあたりまで便利になったのかの確認をしたかったのです。
講師の方に要点を聞きながら設定を確認したところ、今までず~~~~っ、(同一AppleIDの)iPhoneとiPadの間でこれができたらいいな、と思っていたことが、つ・い・に・実現できることがわかって大喜び!しました それは何かというと・・・
iPhoneで撮影した写真&動画と、iPadで撮影した写真&動画を自在に組み合わせてどちらかのiMovieで編集すること・・・ iPhoneのiMovieで途中まで作成して、プロジェクトをiPadに引き継いでiPadで完成させてyoutubeにアップロードする。なんてことをやりたかったのです。
それがついに実現しました!
え? そんな事だったら昔から出来るんじゃないの?
と言う方がいらっしゃるでしょう。もちろん今迄も動画のやりとりは、やってやれない事はありませんでした。ただし、いろいろな制限事項がありました。※写真は簡単にアップロード/ダウンロード可能。
icloudの制限事項
・アップロード動画は最長5分まで。他デバイスで閲覧はできるがダウンロードは出来ず。
Theatreの制限事項
・アップロード/ダウンロードできるのは動画ファイルのみ。iMovieのプロジェクトはやりとり出来ない。
メール添付やiMessageの制限事項
・長い動画は無理なのとリンクだけ送るみたいでダウンロードが出来ません。
AirDropの制限事項
・動画は長時間でもやりとりOK。iMovieのプロジェクトは出来ない。
iTunes経由の制限事項
・iMovieプロジェクトのやりとりOK。ただしケーブルでパソコンに接続する必要あり。
いずれも帯に短し襷に長し、で自分がやるのならともかく、他の人に案内するにはハードルが高いです。なんか良い方法無いかな~ とずっと思っていました。
今回、iOS8になって以下の手順を踏めばiPadとiPhoneとの間でiMovieのプロジェクトをやり取りできます。※共にiOS8にアップグレードしていることが必要。
まずiMovieを開きます。作成したプロジェクトの中から違うiOS端末に送りたいプロジェクトを選択します。
プロジェクトが選択されました。9分超あるのでもしicloudでやりとりするばあいは5分未満に分割しなくてはなりません。
共有アイコン(□と↑が組み合わさったアイコン)をクリックすると、どこに送るか聞いてきます。ここで雲の形をしたiCloud Driveのアイコンをクリックします。
ビデオファイル(編集できない)で送るか、iMovie プロジェクト(フォトショップで言えば後で編集できるようレイヤー付き)送るかを聞いてくるので、ここは迷わずiMovie プロジェクトを選択してください。
iMovie プロジェクトがiCloud Driveにアップロードされました。
それを違うiOS端末で取り込む方法は以下の通りです。
まずiMovieを開いてプロジェクトの画面にします。画面右上にある□と↓が組み合わさったアイコンをクリックします。これはダウンロードすることを意味します。
iMovieのアイコンをクリックします。
星のアイコンがiMovie プロジェクトです。使いたいファイルを選択してクリック。
iCloud DriveからiMovie プロジェクトファイルをダウンロードしています。
見慣れたiMovieの画面が出ました。この後はiOS端末にある写真や動画を組み込んで編集を加える事が出来ます。これをやりたかったのだ!
注意点として、iCloud DriveにiMovie プロジェクトをアップロードするためにはアプリの設定が必要です。
設定のiCloud画面にあるiCloudアイコンをクリックします。
アップロードしたiMovieファイル容量は巨大になっていることが多いです。不要なプロジェクトファイルを消去するには・・・
設定ーiCloudをクリックするとこの画面が出ます。iCloud Driveをクリックします。
ストレージを管理 をクリックします。
不要なプロジェクトを左にフリックします。
iPhoneやiPadでこれらを管理することが出来る他、Mac上のiCloud Driveからでも操作できます。こっちの方が便利に思いますけど、iOSでは表示されているフォルダがMacOSでは無かったりします。
いかがでしょうか。プロジェクトごと明け渡すことが出来るととても便利です。欲を言えばMacOSとの連携もして欲しいのですが、試してみたら無理でした、残念。
iOS8もMacOSX 10.10 Yosemiteもバージョンアップを重ねていくうちに、iMovieやiCloud Driveはより洗練されて使いやすくなっていくでしょう。今後がとても楽しみであります。