Macのバックアップ、もう一つの選択 Acronis TrueImage2015 for Mac | いさおリンクのインターネット羅針盤

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突如起こった御嶽山の噴火、秋の行楽シーズン&土曜日&好天&お昼時という絶好の条件だったこともあり沢山の人が火口近くにいたようです。直前や直後の映像がTwitterやyoutubeにアップされていますが、恐ろしいの一言です。救助活動を見守るだけしか出来ませんが一人でも多くの方が無事で下山できることを願っています。

さて今日の本題です。

Mac OSXのバックアップといえば何と言ってもApple純正のTimeMachineです。自分もTimeCapsuleと組み合わせて使っています。一度設定してしまえば何も考えなくても1時間毎にバックアップしてくれるのでとても便利です。

そのTimeMachineで十分といえば十分なんですけど、バックアップはやはりクローン(そっくりそのままコピー)で利用したいもの。パソコンが何らかの理由で動かなくなったときに、パソコン本体のHDD/SSDをクローンのHDD/SSDと差し替えるだけでそのまま何もなかったかのように使えるのが理想です。

そんなクローンHDD/SSDを作成できるソフトとしてWindowsで使っていたのが

Acronis True Image
http://www.acronis.com/ja-jp/personal/pc-backup/

EASEUS Todo Backup(家庭内のみ 無料)
http://jp.easeus.com/backup-software/free.html

でした。Macでは先日試用した

カーボンコピークローナー
http://bombich.com/

が使いやすかったので購入しようと思っていました。そんなことを思いつつ、あ、その前に仮想OS Parallels Desktop10 for Mac
http://www.parallels.com/jp/
へのバージョンアップが先だと思って申込ボダンをクリックしたら・・・

あれ、Acronis True Image のMac版がある! しかも限定オファーで安いじゃないか!! 



Windows版と何がどう違うか確認するためにAcronisのサイトへ飛びます。
http://www.acronis.com/ja-jp/personal/mac-backup/



ふむふむ、なるほど。特に問題無さそう。レスキューメディアが使えるのはイイね!

カーボンコピークローナーは4800円するので、今回は以前Windows版を購入したこともあり使い方もわかっているAcronis True Image 2015 for Macを購入することにしました。カーボンコピークローナーの方がクローンしたHDDの中身がそのまま見えるので安心出来るんだけど、まあ今回はTrue Imageにしとくか。

オンライン申込み&クレジット決済ですぐにメールが来て準備が整いました。で、早速インストールです。まずはダウンロードして展開します。アプリケーションフォルダにドラッグすると・・・



警告が出るので開くをクリックします。

パスワードを要求されますので入力します。



シリアル番号を入力します。



True Imageの初期画面が開きました。左側がソース(コピー元)、右側がターゲット(コピー先)になります。コピー先のバックアップ用HDDを接続していないので何も無いよ!と言われてしまいました。



外付けHDDをUSBで接続してから右側のターゲットディスクをクリックします。外付けHDDが表示されています。



外付けHDDを選択します。



あれ、外付けHDD(1TB)の空き容量が足りないと怒られて(写真なし)しまいました。以前カーボンコピークローナーでバックアップしてあったので、空き容量が無くなっていました。データを消去して進めてくれるのかと思っていましたが自分でやる必要があるのか。それではと、まずはHDDの中身を空っぽにする作業を行いましょう。

ディスクユーティリティを開いて外付けHDDの消去を行います。



左側から外付けHDDを選んで消去ボタンをクリックします。消去してよいか警告が出るので内容を確認してから消去をクリック。



消去が始まりました。



待つことしばし、データ消去が行われて領域が開放されました。これで外付けHDDの準備OKです。



True Imageに戻ってみるとターゲットディスクがアクティブになっています。バックアップの作成ボタンをクリックしてバックアップ開始。




バックアップにかかった時間は数時間。けっこう時間がかかるので要注意です。一度時間切れてキャンセルして再度開始したら、前回までの分を覚えているようでその辺りまではスムーズに処理していました。

バックアップが完了しました。これで一安心です。



続いてブータブルメディアの作成を行います。これがあればMacが立ち上がらなくなってもバックアップしたデータを書き戻すことが出来ますので作成することをお勧めします。



なお、ブータブルメディアとしてDVD-RかUSBメモリが利用できます。今回は8GBのUSBメモリを使いました。ユーザーズガイドではCD-R/RWとなっていますが出来たファイルが約1.2GBあるのでCD-Rじゃダメですね。

True Image 2015 ユーザーズガイド
http://www.acronis.com/ja-jp/download/docs/ati2015/userguide/

※ちなみにこのユーザーズガイドを見るとクローンが出来るように書いてありますが、Mac版ではその機能は無いようです。後でもう一度読み込んで確認しよう。



USBメモリを選択してメディアの作成をクリックします。



USBメモリのデータが消えるけどいいのかい?と聞かれます。消去をクリックして進めます。

ブータブルメディアの作成が開始されました。



数分で作業完了です。これで何かあっても安心。

あとはこのバックアップが正常に機能するかどうか検証したいのですが、今日は時間切れ。時間をみて挑戦してみます。