さて今日の本題です。
無事発売初日にiPhone6を入手出来た方も残念ながら・・・という方も、新しくiPhone6/6Plusを購入されたらデータの移行が必要になります。
iPhoneのバックアップの方法は、既にあちこちで記事になっているでしょうが自分自身へのメモも兼ねて記しておきます。
iPhoneのバックアップは2つの方法があります。
◇iCloudを利用したバックアップ
→iPhone内のもっとも重要なデータをiCloudにバックアップ
※この「もっとも重要なデータ」がミソで、ユーザーが無料で利用できる5GB以内に収まるデータしかバックアップされません。写真や音楽などを全てバックアップしようとする場合は有料オプションの申し込みが必要。
◇iTunesを利用した完全バックアップ
→Mac/Windowsパソコンを持っている方向け
ほとんどの方はiPhoneの中身をそっくりそのまま移行したいと思っているでしょう。iPhone5s以前の機種であれば最大約64GBもデータがあります。このデータを保存するにはiTunesを利用する必要があります。
なお、この2つは併用できます。それぞれ定期的にバックアップを行うことをオススメします。
◆iTunesで完全バックアップを行う際のポイント
→iPhoneのバックアップを暗号化 にチェックを入れる(必須)
iPhoneに限らずインターネット上のサービスを利用する場合(一度ログインしてしまえばそのまま利用できるのであまり意識してない方もいるかと思いますが)インターネットで利用できるほぼ全てのサービスは、アカウント情報(ID&パスワード)を要求されます。
iTunesを使ってiPhoneのデータをアカウント情報も含めてそっくりそのまま引っ越しするためには、バックアップを暗号化する必要があります。
ここで注意しなくてはならないのが、パスワードをしっかり把握しておくことです。このパスワードがわからなくなってしまったら、AppleStoreに持ち込んでも復元できませんのでご注意を。
最初の設定時は新しくパスワードを入れるだけなので、あまり考えずに設定できてしまいます。バックアップそのものはパスワードを要求しないので、何回かバックアップしているうちにパスワードを忘れてしまう可能性があります。
パスワード忘れを防ぐ一番よい方法は毎回「パスワードを変更」ボタンをクリックして、パスワードを再設定することです。以前使っていたのと同じパスワードでも受け付けてくれますので、毎回同じパスワードを入れても大丈夫です。
ここまで準備ができたら後は新しいiPhoneを買うだけです。楽しくも大変なiPhone争奪戦を勝ち抜いて入手してください(笑)。
無事iPhoneを購入できたらいよいよデータ移行です。新しいiPhoneとパソコンをケーブルで接続するとiTunesが立ち上がります。
このバックアップから復元を選択すると、パスワードを要求されます。ここで設定したパスワードを入れると復元が始まります。
復元にかかる時間はデータ量によって異なりますが最低でも1~2時間はかかると思ったほうがストレスがありません。気長に待ちましょう。
復元が終わってiPhoneを立ち上げると、先ほどまで使っていたiPhoneそのままの状態で復元されているはずです。そっくりそのまま移行できるのがiPhoneなどのiOS端末のメリットで、Macでもそれは同じです。コレって本当に便利です。
後はもう使い込むだけ、新しいiOS8は出たばかりなので大小様々なトラブルが有るようですが時間が解決してくれるはずです。大きく薄く軽くなった新しいiPhoneを楽しみましょう。