さて今日の本題です。
LINEをやっている人ならご存知と思いますが、先日からLINE乗っ取りによる被害が報告されていてメディアでも注意を促す記事が出ています。
対策後も続くLINEの乗っ取り被害、Facebookを経由した手口にも要注意
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140730/1059330/
そんな中、ついに自分のスマホにもLINE乗っ取り犯がやってきました!
相手は普段LINEでやりとりしていない人なので、メッセージが来た瞬間にピンときました。そして、書かれている文言を見てLINE乗っ取り犯と確信! 同時に、どうやって相手をやり込めようかと策を練ります(笑)
iTunesカードを要求する手口も知っていたのですが、5万円分ものカードを要求するなんて無謀です。恐らくうまく搾取出来るケースがそれなりにあり、味をしめて要求金額がエスカレートしているように感じました。
いったいどんな言い訳をしてくれるのか期待を込めて理由を確認します。
「音楽のリチャージにつかいます」・「今使うから」
と言う返事が返ってきたけど、この文章を受け取った人の大半はそれだけの大金を要求する理由としては弱いと感じるんじゃないかな。
どう考えても「え、それは大変だ。そんな理由があるなら・・・」と思う人がいるとは想像しにくいんだけど。
やんわりと皮肉を込めた問いかけに対してどう応えるかすごく楽しみに待っていたんだけど、返ってきた文章は恐らく犯人たちが持っているテンプレート通りのものでしかなく、会話のキャッチボールを楽しめません(^_^;)
犯人の生の文章?を見たくて、色々と返答に困るような質問を投げかけます。本当は、
最初に(君が)一万円のiTunesカードを買って自分にコードを教えて。そうしたら信用して5万円分のカードを購入して(君に)コードを教えてあげるよ
と言う意味の文章にしたかったんだけど、今読み返してみると何を言っているかわからない文章になっちゃってるな。ブラウンが首を傾げるもの納得だ、反省。
残念ながらこれ以降、相手からのアプローチはなくて尻切れトンボで終わってしまいました。まあでも、いい経験になりました。
その場でやりとりしながら我ながら良かったなと思うのは、犯人たちを困らせる文章、例えば
・いつもの合言葉はないの?
・直接渡すから会おうよ。+(場所はいつもの交番前ね:が出たら完璧だった(笑))
みたいなことを書けば相手はすぐに諦めるであろう、ことがわかりました。
あと、幸いなことにお金は動かすことなく済みました。金銭関係のトラブルは一番避けたいことなので気をつけなくてはいけないですね。
今回の件に限りませんが一番肝心なのは、リアルの社会やネット上で起きている様々な出来事にアンテナを張り巡らせて情報収集に励むことだと言えます。
「備えあれば憂いなし」。知識は最大の防御となるでしょう
なお、このLINE乗っ取り犯とのやりとりの後に状況確認してみたら、当事者に対し、あちこちから乗っ取られてるよ!との連絡が行って対応中とのことでした。