ウルトラベースはThinkPad X、Tシリーズの頼もしい相棒です | いさおリンクのインターネット羅針盤

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この3連休はどのように過ごされたのでしょうか? 自分はもう毎日、引越し荷物の片付けでいい汗かきました。山のようにあった段ボール箱も少しずつ減っていって人が歩く通路も確保(^_^;)、ようやく普段通りの生活に戻りつつあります。

さて今日の本題です。

今回、引っ越しに伴っていわゆる「仕事場」と呼ばれる空間を1階と2階に確保することができました。

1階は一言で言うと部屋の片隅に25.5型液晶ディスプレイとキーボード、プリンターなどが埋め込まれているような状態でこの記事もここで書いてます。

2階は小さいながらも一部屋まるごと自由に使えるので、今後はここが自分の秘密基地(謎)になります。まだ木製のテーブルと椅子と25.5型液晶ディスプレイしか無い状況ですが、出来るだけこのシンプルさを保持しながら仕事しやすい環境を構築していこうと思っています。

とはいえ、それなりに広いテーブルがあるとついつい物を置きたくなるもの。2台置けるうちの1台はMacにするとして、もう1台は手持ちのThinkPadを取っ替え引っ替え置いて定期点検ではないけど動かしていこうかと思っています。

そのThinkPad、今でこそすっかりApple信者と言われても仕方ないほどApple製品を持ち歩くようになりましたが、その前はThinkPad信者と言われても仕方ないほど身の回りにThinkPadがありました。

最初に購入したT61(SXGA+モデル:当時は円高だったのでアメリカから個人輸入しました)からそれなりに出入りがあって、今稼働しているThinkPadはこれだけ。



一番左がX61+ウルトラベース、その右上にあるのがT61、液晶ディスプレイの正面がT510+ウルトラベース、一番右がX220+ウルトラベースでその上にあるキーボードがBluetoothのトラックポイント付きキーボードです。T61だけウルトラベースがありませんが、ここにないだけで所持はしています。

ちなみにウルトラベースというのはノートパソコン本体にある各種のポートや端子、装置を増やす(拡張する)ための土台(ベース)で、あらかじめ液晶ディスプレイやキーボード、ドライブ類などの各機器類をつなげておけば、ノートパソコンをドッキングするだけですぐに使えるようになります。

何でこんなにウルトラベースを使っているのかというと・・・

いつでもどこでも同じ環境で仕事をしたいから。

◆自宅兼オフィス→大画面の液晶ディスプレイとデスクトップ用のキーボードで快適な作業環境。作業効率が良い。

◆出先→自宅兼オフィスで作業している内容をそのまま持ち歩ける。移動中でも継続して作業が行える。

昔は自宅と職場にそれぞれウルトラベースと液晶ディスプレイ、キーボード/マウスを用意して、自宅でも職場でも全く同じ環境で作業が行えるようにしていました。

全てが2つ必要なので費用はかさみますが、ノートパソコンの小さい画面とストロークの短いキーボード、そしてマウスほどには細かい操作ができないトラックポイント/トラックパッドを使うのは外出先のみなので、細かい作業になればなるほど同じ環境で仕事ができるメリットを実感できます。

後は右横にあるスロットにマルチドライブ/増設HDD/バッテリーなどを装着できるのもいいですね。本体のHDDにデュアルブート環境を構築するよりも増設のHDDごとに違う環境を用意した方が早くて確実です。

こういう形のウルトラベースとかドッキングステーションと呼ばれるものをオプショで用意しているメーカーは少ないのです。値段がそれなりに高いのが難点ですが、出先でもパソコンを使う人なら、使ってみるとその便利さを実感できると思いますし、費用対効果を考えたらその価格にも納得できると思います。

そんなウルトラベースですが、背面の端子類を見ていると時代の流れが透けて見えて面白いです。

手持ちで一番古いThinkPad X61とウルトラベース


ディスプレイ端子はアナログのD-SUB 15ピンしかありません。ピンクに見える端子は確かプリンターポートだと思いました。横には脱着式のマルチドライブが入っていてCDを焼くことができます。マルチドライブ以外にも増設HDDやバッテリーと差し替えて使うことが出来ます。

続いてはT510。ウルトラベースの脱着は左側にあるボタンを押して行います。端子類はさすがに潤沢でさまざまな機器類を取り付けて作業を行うことが出来ます。



液晶ディスプレイを接続するのに、D-SUB15ピン、DVI接続、Displayポート接続の各端子が用意されているのがいいですね。

最後にX220。こちらもウルトラベース右側にマルチドライブが入っています。液晶ディスプレイとの接続はD-SUB15ピンとDisplayポート接続。素直にDVI接続端子を付けて欲しいところです。手持ちのNEC 2690WUXiにはDisplayポートがないのでデジタル接続したいんだったら写真のようなDVI-Displayポート変換コネクタが必要になります。これがまたいい値段するんだ(T_T)。




おまけでBluetooth接続のトラックポイント付きキーボード。個人的にはトラックパッドより使いやすくてオススメです。ただ、Macのトラックパッドを触ってからはトラックパッドの良さを理解できるようになりました。ただし、Windowsパソコンのトラックパッドはメーカー問わずに引っかかりとかもたつきを感じてしまいます。



この写真の上にちょっとだけ載っているのはT61。WindowsXPの頃のパソコンですがSSD換装と4GBメモリに増設した効果でWindows7がうっとりするくらい(笑)快適に動きます。これ、オススメです。Lenovoはドライバーの供給がしっかりしているので経験上X61/T61以降のパソコンであればWindows7/8を入れて使っても問題ありません。※動作を保証するものではありません、あくまでも自己責任でお願いします。

Windows8の方がより軽快に動くはずなので、金欠なんだけども出来るだけ快適なノートパソコンを使いたい!と言う人は秋葉原に行って(程度の見極めが難しいが)ジャンクのT61(ディスプレイは1440*900ドット表示)+Windows8 DSP+240GB SSDに換装+メモリ増設4GBで極楽パソコンライフを送ることが出来る・・・カモ!?