メールを見る限りでは、VAIO株式会社としての第一弾パソコンは11/13/15インチモデルの三本立てで展開するようです。
そして、今日。サイト上ではVAIO株式会社についての紹介記事がありました。
http://japan.cnet.com/news/service/35050202/
今や海外メーカーに押されがちな国産メーカーは、VAIOに限らずどこも大変な思いをしているかと思います。そんな状況にあっても、この記事に書かれているような
「PCの本質を追究し続けるということ」
を愚直に誠実に追求していけるのは、世界を見渡してもVAIOをはじめとする国産メーカーしか存在しないように思います。さらに言えば今の国産メーカーの中で一番大胆なことが出来るのは「VAIO」しかありません。
個人的には日本人の感性を活かしたきめ細かな煮詰めで、高級万年筆(持っていないのであくまでも想像です(^_^;)が・・)のように自分の指先の意思をそのまま忠実に伝えることが出来る入力デバイス(トラックパッドやキーボード)が実現できたら、コモディティ(家電)化した他メーカーの製品とは一線を画する評価が得られると思うのです。
今、自分はMacを使っていて、毎日のようにお客様が持っている様々なWindowsパソコンを触っていて一番感じるのは、これだけ沢山の種類のWindowsパソコンがあるのに、Macのトラックパッドのような自分の意思に忠実な入力デバイスがどうして出来ないんだろう?と言うところです。
さらに言えばWindows使いのお客様の大半は、思うような操作ができないトラックパッドを諦めて外付けマウスを使っている現実があります。外付けマウスが無ければお手上げ! って、本当にそれでいいのでしょうか?
その分野でVAIOさんがノートパソコン単体で自分の意志をそのままどころか、自然と指が動いて、もやもやしたイメージが労せずさっと形になってしまうような入力デバイスを出してくれたら十分「孤高のブランド」になると思うんですけどね。もはやどのパソコンも処理能力は必要にして十分だから、操作感は十分差別化出来る部分だと思うのです。
まるで自分で意思を持っているかのように動いてくれていつまでも触っていたくなる入力デバイスが実現したら、頼まれなくても勝手に応援しちゃいますよ(笑) >VAIOさん。
と、そんな淡い期待を感じさせてくれる記事でありました。
あと、記事にもあるように、各種端末の中で「思考を最短のプロセスで形にしてくれる道具」としてはパソコンが一番優れているように思います。少なくとも自分の中ではパソコンが最高峰でその地位は今後も揺るがないでしょう。
VAIOさんがいくつになっても純粋にワクワク感を味わえるVAIO製品を次々と生み出してくれることを願って止みません。