youtubeに関するお客様からの素朴な疑問 | いさおリンクのインターネット羅針盤

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今日、訪問先の担当者の方から「パソコン買おうと思うんですけど、Macっていいんですか?」と質問がありました。Macをお勧めしている自分にとっては待ちに待った質問(笑)でありまして、いつも持ち歩いているMacBookProRetina15をお見せしながらMacの良さをアピールしておきました。どういう展開になるのか次回の訪問が楽しみです。

さて今日の本題です。

今やyoutubeは市民権を得て、誰もがその名前を知っている動画投稿サイトになりました。それでも観る人こそ多いものの自分で投稿しようと思う人はまだまだ少ないです。

色々なお客様の話を総合すると、躊躇してしまう最大の原因は”世界発信”してしまうところにあります。お客様の素朴な疑問として、

「これ、投稿する動画は全て”世界発信”されてしまうんじゃないの? それはちょっと勘弁して欲しい」

があるのは間違いないです。

実際には当然世界発信も出来ますが、設定画面で変更することが可能で世界発信にもつかえるけどプライベート専用ビデオ倉庫としても使えます。

そのあたりを知っている人はまだまだ少数のように感じます。そこで今日はyoutubeの公開設定についてご紹介してみます。

その前にyoutubeに投稿するにはgoogleのアカウントが必要です。スマホでアンドロイドをお使いの方はgoogleのアカウントを作成されているはずなので、既にお持ちのはず。※販売店でできちんと説明しないためか、googleアカウントに気づいていない方も非常に多いです。

なお、googleアカウントがn無い方は以下のサイトから作成することが出来ます。
https://support.google.com/accounts/answer/27441?hl=ja

ではyoutubeの管理画面を見に行きましょう。googleアカウントの準備ができたら、youtubeを開きます。 画面右上にあるログインボタンをクリックします。  


ログインしたら名前の左側にある歯車をクリックするとダイアログボックスが開きます。今回は動画の管理をクリックします。



管理画面が表示されました。動画がリスト化されて並んでいます。この中で注目して欲しいのは赤い枠で囲ったアイコン。こちらが公開設定になります。

youtubeには公開する範囲を
・公開・・・世界発信
・限定公開・・・urlを知っている人だけ視聴可能
・非公開・・・メールで招待した人

の3段階で選ぶことが出来ます。



では実際の編集画面を見てみましょう。こちらは限定公開の画面です。画面右に記載されているurlをコピーしてメール本文に貼り付けて観て欲しい相手に送付が一般的な使い方になるかと思います。

その他、特定の人向けのホームページやブログで、会員専用ページみたいな体裁にしてパスワードで入ッタページに貼り付けて使う、なんてことも出来ます。

※余談ですが、youtubeにある程度アップロードしていくとカスタムサムネイル(youtubeのサムネイル画像を好きな画像に変更できる)が使えるようになります。下の画像参照

もっとプライベートな動画だったら自分だけで観るか、家族や友達や恋人だけに観てもらえるよう非公開にすることが出来ます。非公開だったら特定の人向けにメールアドレスを入れて画面右下の青い共有ボタン(メールアドレスを入れる前は「変更の保存」と表示されます)をクリックするとその方へメールが送られます。



届いたメールをgmailで開いた所。このサムネイルをクリックすると動画が再生されます。



どうでしょう、思ったよりも簡単に管理できそうだと思いませんか?

最後に何故自分がお客様にyoutubeを勧めるのかついて書きます。

あの3.11の東日本大震災を始め、予期せぬ地震や火災などの災害によって思い出の写真や動画を失ってしまう方が非常に多いです。

そうではなくても、せっかく撮りためた映像がいつしか埋もれてしまって見つけられないこともあります。

特に子供や孫といった家族の映像はかけがえのない宝物。何らかの原因で手元になくてもyoutubeと言う倉庫に預けておけば(公開/非公開問わず)youtubeのサービスが終わらない限りは永遠に残すことが出来ます。

例えばこんなシーンを想像してみてください・・・

子どもが生まれた、いや、生まれる前、ママのお腹の中にいる時からiPhoneなどで動画を撮影してyoutubeに非公開でアップロード。

こどもが生まれミルクをあげるシーン、お風呂にいれるシーン、はいはいをし始めたシーンなど、映像を撮ってはyoutubeに非公開でアップロードします。

子どもが成長するにつれ、幼稚園のシーン、運動会のシーン、入学式のシーン、旅行のシーン、とその映像ストックは溜まっていきます。

時は流れ、すっかり大きくなった子どもが結婚を決意し、披露宴を開くことになりました。

その披露宴会場で上映する動画の題材を今まで撮りためたyoutubeから(ソフトを使って)ダウンロードし、動画加工ソフトで1本のストーリーにします。

披露宴会場に流れるその子の生誕からの映像は、親の愛情あふれる目線を通して見た子どもの成長記録そのもので、過去から現在まで自在に時空間を移動しながら子どもの姿を追っていきます。そんな映像を観せられたら会場にいるどなたも胸を熱くすることでしょう。

そんなyoutube、非公開のみでもOKで誰でも無料で利用できるんですから使わない理由は無いと思います。

それにしても様々な便利サービスが低価格や無料で利用できるありがたい世の中になりました。こういう形での競争の激化はこれからもドンドン進めて欲しいですね。