今まで使っていたWindowsXPパソコンは壊れていないから捨てるのはモッタイナイ、インターネットとメールが出来るだけでいいんだけど新しいの買わなくちゃダメなの?・・・ という方、googleが提供している無料のchrome OSに挑戦されてみてはいかがでしょうか?
と、偉そうな事を書いていますが実は自分自身、このchrome OSをインストールしたもののまだ触っていません。これから少しずつ触っていって、コレで必要にして十分だ、となるのか、あるいはまだまだだね、となるのかレポートしていきたいと思います。
今回はひとまずchrome OSインストールの顛末など。
chrome OS インストールでぐぐってみると、こちらのサイトがヒットしました。
【小口 覺のスマートフォンハックス】古いWindows PCに「Chrome OS」をインストールしてみた(2014.04.02)
http://dime.jp/genre/135247/
ふむふむ、そうなのか。と思いながら、このchrome OSを入れるパソコンをどれにしようか考えた結果、
そうだ、今メインで使っているMacBookProRetina15 の仮想ソフト「Parallels」に入れればいいんだ! そうしよう。
と思いながらParallelsの画面を見てみたら、あれ!? 既にchrome OSをインストールする準備ができているじゃないか!
すげーよ、Parallelsは。ここまでくればもう躊躇する理由がありません。インストールに取り掛かります。
このchrome OS、あまりにもあっけなくインストール出来てしまうので新しいOSを入れていく時のワクワク感が無いのが欠点ですね(^_^;)。WindowsOSの厳かな儀式とも言える延々と続くインスールが懐かしいです(笑)。
このMacBookProRetina15は英語キーボードなので「英語(米国)のキーボード」の設定にしましたが一般的には日本語キーボードになります。
OSの起動=googleのログインといったイメージです。最初にgoogleのアカウント入力を求められます。
もうコレで使えるようになりました。あまりにも簡単すぎて拍子抜け・・・
では起動してみましょう。デスクトップ背景画像は自由に変更することが出来ます。ログインをクリックすると、
googleで見慣れたログイン画面が出ました。アカウント&パスワードを入力して、
chrome OSのメイン画面です。 chromeアプリが使えるようですがここが充実するにはまだしばらく時間がかかるでしょう。
ここから先の世界はgoogleが提供する無料サービスをどれだけ活用できるか、によって使い勝手が大きく異なります。
ここから先は個人的な意見ですが・・・ このchrome OSをWindowsOSと同列に見てしまったら現時点では不満しか残らない可能性が高いです。
MicrosoftのOffice(Webアプリである程度対応可能)が使いたい、筆まめが使いたい、会計ソフトを使いたい、と言った希望を持つ人が使うOSではないのです。
ではどんな人に向いているのでしょう、その答えは・・・
・普段はインターネット、メール、youtube鑑賞位しかしないライトユーザー
・googleを極めた人、googler!? 今作りました(笑)
の2種類の人です。
chrome OSのシステム要件を調べきれていないのですが、今までWindowsXPが動いているパソコンだったら十分動く事が想定されます。
と言う事は、上記2種類のユーザーにとっては究極の激安パソコンになります。要らなくなったWindowsXPパソコンを誰かに貰えたらもうコレ以上お金をかける必要はありません。セキュリティ面で考えるとgmailの協力なスパムフィルターは使っていて安心だしchromeはサイトを見ただけで感染してしまうような問題が発生しても最短の時間で対応してくれるでしょう。アンチウィルスソフトが不要な日が来るかもしれません。
そう考えていくとgoogleが提供している様々なサービスの使い方を知っている人であればあるほど、このchrome OS搭載パソコンをフル活用できるはずです。
もう少し発想を広げると、学校での学習においてもchrome OS 搭載パソコンで対応出来そうな気がしてきました。
WindowsXPのサポート期限切れで廃棄処分されようとしているパソコンを無料で再生出来るんだったら経費もかからないし、chrome OSをインストールする経験を積ませることも出来ます。パソコンの面白さとかソフトの面白さを知ったら将来、技術者として活躍してくれるかもしれません。
そうなって困るのはパソコンメーカーとMicrosoftです。でもそれは仕方ないこと。ビジネス用途に特化して生き残りの道を探ることになるのでしょう。
個人情報の取扱に関して何かと批判を受けているgoogleですが、重要な情報は取り扱わないと割りきって使えばこんなに便利で低コストなサービスはありません。
今日はもうここまでだけど、もう少し突き詰めて考えて実際に触ってchrome OSの可能性を考えていこうと思います。