そろそろ卒業式シーズン!PTAのコサージュ問題について考える | PTA2.0ブログ 〜PTA役員・会員・非会員のストレスを下げる記事を量産中〜

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PTA本部役員3年/日本中のPTAにまつわるストレスを減らしたい/こう考えたらうまくいく、こんなアイデア試してみない?というご提案をしています/アラフォー2児の父/僕自身のPTA3年の経験と業務・組織のコンサルタント経験に基づいて様々な情報をお届けします!

おはようございます。PTAをアップデートし世の中の保護者ストレスを下げたい!いさおです。

 

 

 

さて、そろそろ卒業式に向けてPTAも動き出す頃。今日はコサージュ問題について、PTAの根幹に関わる話とともに考えてみたいと思います。

 

 

 

では、今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくです!

 

 

 

【いきなり結論】コサージュはPTA非会員にも配布しよう

コサージュは全員配布がいいです。
だってみんなつけている方が映えるじゃないですか!
せっかくの晴れの式典なので、いちいち細かいことを気にして、会員だから、非会員だからとか言ってる時点で僕からしたら「いい大人のくせしてなんだかなぁ・・・」って感じです。
 
 
 
PTAとして気持ちよく子どもをお祝いし、送り出してあげましょうよ!
 
 
 
でもって、わざわざ非会員を除いて配布するとか逆に面倒で、
卒業式の前にPTA役員が自らが子どもの胸につけて回るならいざしらず
(そうであってもいちいち名簿と照合しながら、「〇〇くんは無しね」とかやるのだろうか?)
非会員との区別を学校の先生にさせているなら、先生も手間で嫌でしょう。
 
 
 
もし非会員に対する嫌がらせでやっているのなら、僕としては
「わざわざそんな手間かけてどうする?しかも晴れの日に。」
と言いたいところです。
 
 
 

問題なのはPTAが「誰が会員で、誰向けにサービスを提供する団体」なのかがわかっていないこと

僕はこの問題を考えたときに、会員とサービス提供先がわかっていないところが「ああPTA痛いなぁ」と感じたところです。
 
  • 会員:保護者、先生
  • サービス提供先:学校、子ども

 

この構図がPTAです。別の考え方もあるかもしれませんが、僕はこう理解しています。

 

 

 

コサージュを非会員に配らない人はサービス提供先を

「会員」もしくは「会員の子ども」と考えているのかなと思います。

いわゆる互助会的なものと。

 

 

 

この考えでいくと、PTA会費やPTA会員によって運営しているものは全て会員以外は利用できません!となってしまう。




全体に奉仕するボランティア団体って考えないと。

ほら、川とか公園を綺麗にする活動やってる人だって、「掃除に参加しないなら公園で遊ばせない!」なんて考えないじゃないですか。

あくまで、綺麗な環境にしたい人が活動して、それでみんなに喜んでもらえるように。

 

 

 

とはいえ「受益者が負担する」という考えもある

とはいえ受益者が負担すべきって考え方もありますよね。公的な事例でいうと、高速道路とかそうなってます。 

より早くいきたいなら利益を得る人が一部負担しましょうって。




会費を払っていない人まで配るのはなんだか納得いかないなぁって人が多い場合は、いくらか非会員の方から負担を求めるのもアリかと思います。

あるいは全員の方に負担を求めるのも良いかもしれません。




一概に「こうすればみんな納得」ってないと思うので、その時のメンバーで話し合ってみてはどうでしょうか?

 

 

 

 

まとめ:PTAのコサージュ問題について考える

まずは会員が保護者・先生で、サービス提供先は学校・子ども全体なんだという構図をきっちり押さえることが大事と思います。



PTA規約のはじめの方のPTAの目的に「〇〇学校の教育環境を良くする…」みたいな文言があり、「会員だけに…」とするような記載はないと思うのです。



そうすると基本はコサージュは卒業式の演出のためで、子ども全員につけてもらうものなんじゃないかなぁと思います。



最後までお読みいただきありがとうございます。



ぜひみなさんのところの卒業式のことなど教えてください!



ではまた!!

 

 

 

 

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