奥多摩・日原川支流にて、遂に熊に遭遇してしまった。

時間:午前11時
場所等:長尾谷 標高約900m地点
熊の特長等:体長約120~30センチ,体高約100センチ
熊との距離;約4メートル


目撃地点から上流を見た画像(デジカメ標準)
$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-上流

実は前方に見える石積みの堰堤(約100メートルほど上流)から先が,期待できる区間なのだが・・・。

$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-最初の位置
上の画像の左側の大岩から出てきたのだが,私がこの位置にいるときには,熊はまだ現れておらず、私はチャラ瀬に立って,上流の落込みに向かって毛鉤を打っていた(したがって河川の右岸(私の立っていた地点の真左側)から熊が出てきた)。
もしこの位置で熊が,出現したら私との距離は約3.5メートルだった。
次に私は,真横(上流に向かって右)に1メートルぐらい移動し、一段高いところに上がり,下記の画像の左側の岩の際(キワ)に毛鉤を打った。

$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-ポイント
その時,左側の視界に人のアタマのようなモノが入った。「釣り人いたのか!?」と視線を送ると・・・・・・。
$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-この位置


左右の岩のちょうど真ん中あたりを歩いて(?)いた!
私は、固まったまま。
熊がこちらを向く。
「襲われる」という言葉は浮かばなかったが,そんな感覚があった。
熊もこちらを向き,すぐにまた進行方向にアタマを向けて進んだ。
3枚目の画像の上の落込みをそそくさと渡った。
よせばいいのに,この時に及んで,私は何か叫ばなくてはとでも思ったのか,「わわぉw!」というような声を発し,熊はそれに反応したようにこちらをチラリと見て,東側斜面を時速40~50キロほどのスピードで疾走して行った。

しばらく呆然としたあと,時間,熊との距離,標高などを確認した
この日は,TTCで釣るつもりだったのだが、前日の夕立で本流が釣りにならず,支流に逃げ,「こんな時こそ良い釣りが・・・」と思っていたのだが。
それから2時間ぐらい,「クマさんに出逢った~♪」と大声で唄いながら釣り上ったが,集中できなかったのか,バラシ連発で釣り上げることはできなかった。

帰りに寄ったTTCで渓愚師匠から,「そりゃあ,大岩魚を釣り上げるぐらい貴重なことだ」と言われたのだが,大岩魚を釣り上げた方がいい。
友人の吉田さんも交えて,熊のこと、毛鉤,テンカラのことを話して帰宅した。またまた,吉田毛鉤http://yoshidakebari.jugem.jp/を頂いてしまった。

吉田毛鉤3態です。
$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-吉田毛鉤1


機能的・・・
$my  favorite....KEBARI, guitar and so on-吉田毛鉤2


my  favorite....KEBARI, guitar and so on-吉田毛鉤3

ユーモアにもあふれてる。

次はTTC(東京トラウトカントリークラブ)でおとなしくしてよ(:_;)