大したこともないのに話しかけるのはやめろと言いたい | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

私は世間話というのが最も苦手である。

その辺の人のうわさ話、芸能関係の他愛もない話、人の身の上話など特に興味もなく、
文字通り時間の無駄だと思っている。
もっと具体的な話はできないのかと苦虫をかみつぶしたような顔をして聞いている。
家庭菜園ならどのような品種が今年新しく出て来ているとか、流行の話でもトマトやピーマンの新種や収量の見込める苗の話とか、
新しい生成AIの話し、AIに新しく何をさせることができるか、これからのAIの方向性について、
哲学ならある特定の哲学者についての個人の解釈、雑に言ってその人の個人的な印象だけでも何かのヒントになるかもしれないのだが、
そういう話は一向に聞かない。障害者界隈に紛れ込んでいるからなのだろうとは思っているが、それにしても自分に合う話題がない。
あまりにも無いからもう他愛もない話題は、下らないことであり、大したこともないのに話しかけるのはやめろと言いたくなってしまう。
個人の込み入った事なんて聞きたくも話したくもない。そんなことよりも客観的な真実や理性や悟性の内容について話したいものである。
何なら宗教の話しとか勧誘や集会に呼ばない限り、お金を取らない限りいくらでも聞くだけ聞く、と意味不明なことも言う。
現状趣味に関しても誰とも興味関心が被らないから何も喋ることがなく、とても物静かな人間だと言われている。
趣味が被れば音量的にも内容的にもとてもうるさいことを、私の周囲の人々は知らない。
何ならニンテンドーの歴代ゲーム機の話をさせるだけでも時間単位で演説を続けるだろう。
私が興味のあるのは目に見えている物、具体的な言葉で表せるものである。
それ以外の形にならないもの、人の気持ちとか、その場の雰囲気とか、適切な話題とか、そんなものは知らない。
本当に大したこともない話題で、個人的には唾棄すべきものである。
趣味が被らないし人間関係が限られてしまうと、このように悲惨な環境に置かれてしまうわけである。
人間関係は大事です。
誠に遺憾である。