やっぱり貸した金返せよ | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

人を刺すのは当然悪いとして何も悪いことをしていないのに刺されるわけでもなく、

調べれば調べるほど貸した金返せよ、という結論にしかならない犠牲者は本当に犠牲者なのだろうか。

別にニュースを毎日チェックしなければならないわけではないが、

あの札幌の凄惨な殺人事件の裁判の判決の報道とかも事件も結構前の話だがされているのに、

ついこの間起きた配信者が刺殺された凄惨な事件の続報とか(犯人が障害者であることも含めても)全くといっていいほど聞かされない、

特に障害者でもない被害者側の周囲の人のコメントも見当たらないというのは、やっぱり貸した金返せよ、ということなのだろうか。

会社ならともかく個人で二百万以上金を借りて裁判沙汰になって負けても返さないとか、

一万円でも私などは十分大金だと思ってしまうほどに貧乏性であるが、

積年の恨みではないけれど貸したお金がちっとも返ってこないならもう恨まれても仕方がない。

重度の知的障害があって他害行為に走る人の親が将来を悲観して子供を殺害して、裁判で情状酌量をある程度認められるように。

因果応報というのは存在しなければならない。実在する負債についてはやりとりを明らかにして元に戻す範囲内でちゃんと戻さねばならない。

それを放棄して借りた金を別の所に回して貧乏なように見えなかったら、

人の恨みは募るしロクなことにならない。まさに因果応報である。

この煮え切らない何かはきっと解消されることはないだろう。

誠に遺憾である。