藝術に対する、音楽に対する狭量 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

何か最近問題を起こした芸能人がどうあがいても「上杉謙信」としか見えなくなる今日この頃、

皆様方におかれましては日々御健勝のこととお慶び申し上げます。


私は学校や部活動で歌とか音楽をやって来た代償として、他人に対する音楽の許容範囲がとてつもなく狭いという自覚がある。

クラシック系統の音楽を重点的にやってからハードロックに走ったので普通の道が走れていない。

前にも同じ事を書いたがポップスや歌謡曲が死ぬほど嫌いだからクラシックやメタルに走るのである。

それは日常生活でも何ら変わりはなく何の変哲も無いポップスをさらっと歌うカラオケボックスとかたまに虫唾が走る思いで眺めている。

聞くんじゃない。眺めるんだ。つまり敢えて意図的に聞きたくなくなる時の方が多い。

何人も居て何の変哲もない曲ばかり流されたら退屈でたまらない。歌詞の意味とか一々考えても仕方がない。

演歌なら四七抜き音階。ポップスならカノンコードとかありきたりなコード進行。

そのどれもが聞いていて拍手の一つもする気が起きなくなる代物である。なんなら私含めて全員が素人の歌大会なんて自己満足以外の何があるのか。

何ならもうずっと一人カラオケに収監されていた方がいいだろうと自分でも思う。

どうせ大したこともないなら自分の好きなジャンルをかき集めて一人で歌って終わりたい。

私の周りの人々には一切期待できない。普通の邦楽ポップスを死ぬほど聞かされるなんて窓の外のお空の向こうの方角を眺めた方がマシである。

大量生産されるポップスや歌謡曲を右から左に流すように歌って満足できるんですか。

私にはそれができない。しかし自分好みの選曲をすれば唖然とされたり耳を塞がれたりなんなら曲の途中で止められたりする。

そんなカラオケの環境なんて平和だと思えますか。

誠に遺憾である。