なんか最近ネットを見ているとあちこちで「食事もまともに与えられない子供たち」という広告が流れてきて食傷気味である。
自分も障害者になってからは踏んだり蹴ったりな生活になっているが、年金と今の所貯金もあるので毎日の食事に事欠くほど餓えたりはしていない。
というかそれ子供たちの責務というより親の責任じゃないですか、子供はいい、親を映せ、みたいな気分になってしまう時がある。
というかそういう時の為に児童養護施設とか生活保護があるんじゃないですか。
それか親権を与える方向を間違っているか。離婚時に親権が大体母親側に渡った結果家計がより苦しいことになり世帯全員の首をしめる。
親権を得た結果がこれだよ!では何も笑えない状況になってしまう。
何でもかんでも母親側に親権を移すから、外国では日本人の妻は子供を協議も無しに連れ帰って会わせてもくれない、
いざ会いに行きたいと思っても拒否される、そもそもどう捜せばいいの、みたいな愚痴がこぼされている。
ハーグ条約に加盟していないという弊害である。当然ながら男女平等というのであれば離婚後の親権も平等に協議しなければならない。
相手の事情とか知る由もないが、何かの依存症や精神等の疾患で子供の親権など持つべきではない状況の家庭と、
純粋に仕事がない、頼れるすべもない、という家庭を同じ扱いにするべきではあろうか、と思う。
ヤングケアラーとかせざるを得ない家庭ならまず子供の安全を確保する方が先だろう、と思う。
どちらにせよ、家は家賃をカットし公営住宅に入居し、仕事がないなら生活保護などの制度を活用し、万全に手を尽くして貧しいのなら、
それはもう食事を補助する以前に家庭そのものを補助するべきであろう。
食事を補助することが出来ても肝心の家庭環境が劣悪であれば、子供には救いにはならない。
今時星一徹みたいな行動をしていればそれは虐待以外の何物でもない。
そんなこんなで子供が貧しいという広告を流しても何も出来ない自分には精神的苦痛、または拷問にしか見えない。
良心の呵責に駆られるが、かといって出来ることは何もない。それを毎晩見たらとても憂鬱な気分になる、以外には言いようがない。
誠に遺憾である。