なんかエアコンをかけても涼しくならないと思ったら、リモコン側で風量を「しずか」に設定されていました。
そんなことをされたら私の息の根の方が静かになるわ、などと思った今日この頃、皆様方におかれましては日々御健勝のこととお慶び申し上げます。
重度の暑がり兼日光湿疹兼汗疹持ちなので、とにかく暑い、汗をかくような環境にいてはならない。
エアコンのなかったころは、いつ寝ているのかもわからないような、何で眠れたのかもわからないような不眠の毎日を過ごしておりました。
世間はクールビズとかこまめな換気とか言いますけれど私にそれをやったら皮膚が悪化するので、
迂闊に窓も開けられず、熱中症対策と銘打って絶賛引きこもり生活を送らざるを得ません。
最早自室が生存圏、自室以外にエアコンのある部屋は自宅にはないので勝手にそうなります。
障害者故に将来的に生活がままならなくなり、家賃の安い公営住宅に引っ越さなければならない、としても、
エアコンがなければ単に寿命を縮めて終わることになるだろう。窓エアコンでも設置を認めてくれればいいと思うが、
自分の住んでいる街の公営住宅を見る限り、エアコンという概念が無い家が立ち並んでいて、
おまけに築年数も古いものに見えるので、どうあがいてもエアコンが置けるとも思えない。
あんまり北の方に住むと生きることにも命懸けなことになります。
もう北に行けば涼しくなるなんて言う話は無かったことにした方がいいと思います。
夏に対する不満を日に一回以上ぶちまけていたころのアパートにも、エアコンという概念はなかったので、
というか貸アパートの情報を調べても大体エアコンのある部屋を探すととても生活できなくなるような家賃になるので、
レオパレスとかでもエアコンがないなんて何のいじめか、などと思いながら冷風を浴びております。
冷風は人権です。
エアコンの概念のない家に住んでいた頃は、どうエアコンのある場所、スーパーとかコンビニに定期的に籠れるか、
ということをほぼ日常の様に考えて過ごしていたので、御老人が頑固としてエアコンがあるのに電源を入れようとしないのを忌々しく眺めながら、
そのエアコンつけないなら私に下さい、と何度思ったかわからないくらい思った。
おまえは今までに食ったパンの枚数を覚えているのか、程度には思っていただろう。
エアコンがない場所に数時間いると、汗をかいた場所がむず痒くなり、触れたら水泡が何かブツブツができていて、
その晩にあちこち発赤して刺激が走るような皮膚の状況で、どうやって生きろというのか。
まず常に痒くなって、次に痛みが走って、眠れるはずもなくなり、結果的に健康的な生活ができなくなる。
夏だけでもいいからエアコンのある場所は確保しなければならない。それは生きるためである。
誠に遺憾である。