結構な頻度で「都会に住んでいる人が何かのきっかけで田舎に移住したら辛くなって戻ってきた」という記事を目にするが、
私のように人間性に難のある人間はコミュニケーションは希薄な方がいいのだと思う。
別に人間性があってもローカルルールやら町内の何らかの掟とか、不文律が張り巡らされた場所なんて行っても大変だろう。
人間性に難があれば見えないルールは文字通り見えないのでスナック感覚で、勝手にノリと勢いで地雷を踏んで爆散、となりかねない。
本当に自分だけの付き合いになれば何処にでも行けるだろうが、
適度に人との付き合いを保とうとするととにかく地元の人や空気と合わないと大変なことになる。
自分なんて小さい頃から長い間田舎に住んでいても人間関係なんてないし、都市にいた頃も同じように人間関係はなかったが、
田舎だと人との線が目に見えてくるのでいっそのこと動線も何もない徹底的な山奥に籠もりたい。
人なんて福祉関係者が稀に定期的に来ればいいくらいにしておきたい。
それ以外の縁もゆかりもない人とか関わるだけお互いに面倒ごとが増えるだけだから、いっそのこと何も見えないようにしたい。
知り合いが増えれば増えるほど私にとっては厄介ごとが増えるくらいの認識でしかない。
年賀状なんて何年前に全廃したか覚えていない。かと言ってメールやSNSもロクに書いてない。
書いてあるのはここの駄文、病状マシマシで書き連ねるのがあるだけ、である。
とにかく構わないでください、大体自分のペースでやりますから、どうしてもダメなことだけ真っ先にお伝え下さい、
くらいのリズムでやらないと精神が潰れる。一回潰れたから間違いない。
人が、他人が近くにいる、存在している、というだけで何かをする気が起きなくなるので、
自由自在に動くには周囲に誰もいてはならぬ、みたいな感じになりかねない。
やったことについて責任は取るから途中で口をあれこれ挟まないでくれ、とは言いたい。
こんだけ問題を山積みにした、というか、人付き合いに苦手意識のある人を半強制的に人付き合いの間に突っ込んではならないと思うのです。
私は貝になりたい、とか言うが、貝だとちょっと身動きが取れないのであと少しだけ柔軟に動けるものになりたい。