たまに親や他の人が動画サイトを見ている後ろを通り過ぎる時に何を見ているのか、と思うが、
大体九割以上自分が見たこともないし見ることもないし見てもどうしようもないような、
他人の人生の体験談だったり何か知らないけどあっと驚くようなハプニング集だったり、
バズってるとか書いているから多分一般大衆には映えるような動画なのだろうけど、
共感性とか協調性とかコミュ力に障害のある自分のような人間には何が面白いのか分からない動画ばかり見ているので、
たぶんそういうのも世の中と反りの合わない原因なのだと思いました。
じゃあお前は何を観ているのか、とかもし言われたら、
クラシックの曲とか音楽だけの動画とか、自然とか教養とかとりあえずそんなに他人の声のない動画、
あとはゲームの細かい話(実況はなし)とか、感情的になってないものを選んで観ている。
動画を見ているとき位、世の中の喧騒とは別な世界を見ていたい、
休息の時にいつも見ているような話やドラマを見て心が休まると私は思わない。
感情がぶつかる程余計に疲れ果てて、行き場のない感情の塊をどうすりゃいいの、と悶々としながら過ごすだろう。
つまり自分にとって感情的な流れを引き起こす動画は精神的に有害あるいは有罪なのである。
ドラマを見ても登場人物の心理や行動が理解できないから大体見た後で気分が悪くなる。
周りで愚痴っぽい話を耳にするだけでも何だか具合が悪くなるのに、
脚色された感情表現なんて聞いたら効果覿面で精神的にダメージが行く。脳天直撃である。
このドラマが面白くてあのドラマが面白くない、というのではなく、
ドラマとか感情的な音声のついた語りという概念自体が自分に合っていないのだろう。
映画見るなら小説読むわ(意味不明)
長々と座らされて最初から最後まで延々と感情的な物語を聞かされるよりは、
二、三分程度のネタバレでも喰らえば晴れ晴れした顔をして帰っていくだろう。
「犯人はヤス」みたいに。