発達障害の個体差が大き過ぎるのが理解を妨げていると思う | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

ざっくり発達障害と言っても、まずadhdかldかasdかに分類され、

その時点でもう症状はバラバラになる。

自分がなっている所の広汎性発達障害、というカテゴリーでも、外向的か内向的かの具合で大まかにざっくり分けても4パターンぐらいになり、

さらにその上で基礎的な三つの症状(コミュニケーション能力の障害、社会性の障害、こだわり行動)の強弱でもバリエーションが様々になり、

そこに性格とか二次障害が加わると実にごっちゃ混ぜになり、

健常者が性格や好みであれこれ言うように発達障害も実にバラバラなのです。

でなければ発達障害で団結しようとして当事者が作った組織が瓦解したりなんてしない。

派閥というか、グループというか、方向性の違いは至る所で目にするが、

発達障害も別に例外ではないのである。

障害の症状に性格と嗜好なんて混じれば正確に思考したとしても個体差が明らかに出る。

何か知らない人にも積極的に話しかけたりするのと何か山奥に籠もっても孤独を感じない、というのが同じ障害から出てくるものだし、

別に知的にもピンからキリまで(知的障害がある場合は自閉症スペクトラムでは古典自閉症になりますが)いるので、

バリエーションというかスペクトラムというかレインボー(意味不明)なので、

数パターンに押し込んでしまえば何とかなると言うような暴利暴論は出来ないだろう。

まあ扱いにくさでは発達障害の方がきっと上だと思うんですけどね(自虐)