反ワクチンとかいうものの中にある聞き覚えのある名前 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

最近、別に反ワクチンにかぶれているわけではないが、ネットを彷徨っている以上、

新型コロナウイルスワクチンのことで色々なデータを漁っていれば何処かで必ず、とは言えないものの、

かなりの高確率で反ワクチンの様々な主張をチラ見する羽目になる。そして頭痛を抱え帰ってくる。

そしてざっと情報とか発起人とかも目につくので、医者でこんな事を言っている人がいるのか、などと名前を調べたら、

私には何処かで聞き覚えのある名前であった。

 

このブロクの初期、まだヤフーブログだった頃、自分の服用している抗不安薬が本当に効いているのか疑問に思った時があり、

その時にベンゾジアゼピンという抗不安薬とか睡眠導入剤に使用されている薬物のことを知り、

比較的依存度が高いので、反ベンゾジアゼピン、ではないけれども離脱療法、とか行っている医院の話を聞いたときの、

提唱者の名前が今回の反ワクチンを提唱する医師と同じ人物だったのである。

「内海聡」という名前をこんな場所で聞くことになるとは思わなかった。

 

自分の精神が凹みやすいので、抗不安薬は全く要らないというわけではないが、ちょっと多いのではないかとは思い、

節度を持って服用すること、漠然と薬を飲んだりしないようにする、とは思うようになり、

一日三回だった服薬を主治医との相談の上、徐々に減らして一日一回にして、

ついでに薬の一回分の用量も減らしていったので、最終的に大体6分の1にまで減らしたのだが、

別に先述の医者の話を参考にしたわけではない。実際ホームページを見て極端すぎるのではないか、とは思ったのである。

聞くべきところはあるかもしれないが、話が極端すぎて唐突だと感覚がついていけなかったのである。

それなら自分でできる限り管理してなんとかしようと思い現在に至るわけである。

 

それから結構な月日が経って新型コロナウイルスが全世界を襲い、続々と新株が発見され、感染者が減る気配もなんにもないが、

そういう時にノーマスクとかノーワクチンとか反ワクチンとか聞くと、まあ最低限近づいてこなければいいのだが、

何か啓蒙運動でもやって往来を埋められると嫌でも接さなければならないわけで、正直面倒くさい。

実際ノーマスクで抗議活動をして役場に乗り込んでそのまま役場の職員が新型コロナウイルスに感染した、などという、

ちょっとそれっていったいどうなの、一般常識からしても看過できないような行動に出るので別な意味で危険である。

そしてその活動者の中に聞き覚えのある名前が混じっている、ああ、あの医者の名前だ、と聞いて驚いた、というか、

なんでこんなところで点と点がつながって線にならなければならないのか。

バタフライエフェクト、とか大仰な話をするわけでもないが、本当に思わぬところで記憶がつながっていくものである。

この医師は前は「精神科の薬なんてほとんどなくてもいい」みたいな要旨の話をしていた記憶がある、

つまりあくまでも精神科という枠内の話で薬の必要性を疑問視していたのだが、

今度は明確に「反ワクチン」ですか。もう医学界だけでなく社会全体を巻き込んで何をしたいのか、などと思う。

しかも専門家が反ワクチンを言うのである。惑わされるなと言われてもちょっと無理がある。肩書というものがあるから。

なんか色々危険な領域に足を踏み込んでいるので身の安全とか色々心配にはなる。

 

そういうのもあって、世の中一体どうなっているのか、などと混乱しながら行動しなければならないのである。

だからこっちはちゃんとワクチンを二回打ったんだって。