あいまいな風邪の私 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

新型コロナウイルスが流行り始めてから、風邪の症状が出たら作業所には出てこないこと、

とは言われているが、一体何処から何処までが風邪の範疇なのか計りかねる今日このごろである。

実際体温は毎日計って提出するようになっているが、では37.5度を超えなければ何でもOKなのか、

と言われたらそうではないだろう、とは言いたくなる。

若干の咳、若干の喉頭痛、若干の倦怠感、若干を数えていけばきりがない。

若干ならば、新型コロナウイルスがなかったら仮病扱いされかねない。

昨日今日と「何か風邪っぽい」で早退したり、休んだりしているが、

何処から何処まで風邪で、何処からその他の病、例えば自律神経失調症なのか、

素人では判断しかねるし、病院に行っても追い出されかねない。

多分新型コロナなんて概念がなければ普通に出ていたことだろう。

このご時世、この季節、この流行具合だからこそ許されるものだろう。

かかるのも怖ければ、うつしてしまうのも怖い。

「風邪は万病の元」と言われるように、本来なら咳でも吐けばもう休むべきところなのだろう。

そして家の中で「咳をしても一人」とか呟かねばならない。

 

こんな時だからこそ、スマホにはCOCOA(新型コロナウイルス接触確認アプリ)を入れているが、

今まで特に何の反応もない。

そろそろ何か反応があってもおかしくはないのではないかと首をかしげるが、

実際そう報告されているのだから仕方がない。

何もない方がいいのは言うまでもないのですが、あまりに何もないと逆に不安になる。

これ本当に大丈夫なんですか、世間と乖離していないですか、と。

 

ただ、これを書きながら若干だるいとか自覚症状はあるので、

油断しないで水分と食事と休憩はしっかりとっておかなければならない。

これで変なものに当たったら本当に目も当てられない。

自分を守ることができなければ、一体誰を守ることができよう。