節分という日に | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

我が家には豆を撒くスペースがない。

あったとしても自分で虚空に投げた豆を自分で拾いに行くほど滑稽なことはない。
誰もいないでやる季節行事ほど虚しさが募るものはない。
ああいうのは本当に家族とかでワイワイやるものだと流石に自閉症スペクトラムでもわかる。

この独りでやる行動は一体何のために、誰のためにやるのだろうとか考えると、
誰にも見られていないところで誰かが見る必要のある行為をするというのは気が引ける。
なので行事のどこかだけをかいつまんで黙々と独りでこなすしかできない。
というか季節行事というものは家庭とかがないと本当にやる意味がなくなるから困る。
やったこともやっていないことも証明できないのに、独りで行事をこなすのは、
わびさびどころの問題ではないだろう。