とても静かなクリスマス | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

今年のクリスマスも、そのへんに売っているシュトーレンを漁って帰る以外、

特に「クリスマスだから」やることがない。

ケーキは1ホール食べきるのが辛くなりました。

七面鳥とか特に食べる気も起こりません。

何か特別なことをしようと思っても、別に何かをあげるような誰かも存在しない、

聖夜というよりは静夜と言ったほうがいいかもしれません。

これが子供持ちだったり、親戚に幼い子どもがいるような場面だったらもうちょっと大変になったのかもしれませんが、

今の所そういう親戚は存在しない。

まあ、存在したところで贈れるような何かが存在しないんですが。

あれですか。ハードオフに行ってジャンク品のHDDを買い漁ってプレゼントしたほうがいいですか(譫言)

昨日ジャンクで買ったHDDは見事に検査で黄色信号が出ましたが何か。

というかなし崩し的にクリスマスとお正月がつながっていることのほうが問題だと思う。

 

自分がガチの障碍者で普通と言えるには程遠いという前提がなければ、

きっと他の親戚と同じように金品を要求されたり、行事に出なかったりしなければならないだろうと思う。

で、そういうことを考えると自分がいないことにならないかな、とか思ったりもするわけである。

存在しないほうが明らかに家庭を回しやすいだろう。

残念ながら記憶はそう簡単に消せるものではないので、私がいたという事実は残ってしまうんですけどね。

自分は記憶の片隅に置いておけるけれども、他人の記憶ではそうでもないので、

いずれカミングアウトしなければならない時が来るのではないか、と思ったりもする。

ただ、そんな面倒なことになるなら自分が人前から消えたほうが手間暇かからなくていいんじゃないか、と思う。

ああ、あの人音信不通になったんですよ、位に軽く済ませるような風にできれば、

私は別にそれでも構わないだろうと思う。

 

兎角この世は生きにくい。