自宅兼倉庫には、何故か鉄道が敷いてあって、家を出ると駅がある。
目の前にある蒸気機関車に乗って目的地まで行く。
荷物はすでに積み終わっているようで、乗り込んで機関を回すと、ゆっくり動き出す。
海岸沿いに鉄道が敷いてあって、ずっと海の横を走っていく。
しばらく走ると、トンネルが見えて、そこもゆっくりと通り過ぎていく。
トンネルを出ると、そんなに時間がかからない内に、目的地まで到着する。
鉄道はその駅で終わっていて先がない。
ある程度の資材は先に駅に運んであるので、駅の横には色々なものが箱に入って重なっている。
どうもこの鉄道は、荷物を運ぶためだけに個人が勝手に敷いたものであるようだった。