鬱病のトリガーを極力引かない生活 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

今現在鬱病が寛解しているかはわからない。

なぜなら、鬱病を引き起こすような状況を極力避けているからである。

そのためにわざわざ手帳やら福祉サービスを色々申請して、

自分から引きこもってもある程度何とかなるような状況を構築している。

 

年齢相応に求められるような対人関係をかなぐり捨てるのが

自分としては鬱病から遠ざかる最善の方法だと思っている。

少しの失敗でも精神が暗い状態が長引いたり、視界が歪んだり、

ナチュラルに後ろめたくなるような状況が自然と引き起こされるので、

一回トリガーを引けば後は転がり落ちるだけである。

そもそも対人関係を適切に捌くことの出来ない人間が、

人間関係をやってただで済むとは思われない。

ほっとけばそれで済むのに時折ほっとけない人がいて、

問題がややこしくなり、気がついたら変な状況になっている、

というのを何度繰り返しただろう。

その内人間関係そのものがストレッサーとか譫言を言いかねない。

普段の生活で電話をかけるときに吐き気がしたり、目眩がしたり、

まず一回知らない番号からかかっても確実に出ない、とか、

回避手段だけは徹底している。

 

今はアパートに住んでいるから、町内会とかややこしい人間関係を持たないで済んでいるが、

おそらく地域社会という存在が毒である。

まあ人間が毒なのに社会が毒でないとは言えない。

自分からややこしいものを投げて、福祉サービスの人に代行させるのも気が引けるが、

実際人間関係が務まる気がしない人間を引きずり出して何をしようというのか。

自分から無理ですと断言しなければならないのに、「まあ経験だから」とか言い切られたら、

色々なものが悪化しかねない。

何か「障碍者は地域での生活を」とか、おい、何だその綺麗事、とか思う。

それで持病が悪化すれば元も子もないだろう。