カビのある生活 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

作業所の段ボールをどけると、その奥に置いてあった棚の一番下が、
何も置いていないのにもう満遍なくカビていました。正月から放置してあった切り餅よりも怖いわ。
何かもう見ちゃいけないものを見たような気分になりました。
SAN値がガリガリ削れるような音が頭の中から聞こえてきた。

これで自宅のほうがまだマシなのだから本当に怖い話である。
いくらごみごみしていてもカビが生えるのは食品と風呂ぐらいなものである。
せっかく買った食品がカビるのが嫌なので、なるべく生ものは買わない。
常温で保存できるものばかりを買っておくのは自分の生活を守るためである。
鮮魚とかとても買っていられません。
ものぐさな人間にとって三角コーナーは魔界のようなものである。
なるべくそこにものを入れないような生活をしないと家庭全体が駄目になる(意味不明)
まあ、昔住んでいた家なんて買った米を保管庫に入れるだけでカビるようなひどい家でしたが。
一体自分がどんな悪いことをしたんですか、という気分になった。
そのあと皮膚炎が悪化して雑菌に感染して更にえらい目に遭った。
結果、投薬と光線療法を受けるため隣町にあるでかい皮膚科に週二で通う羽目になった。
今の住環境もそんなに良くはないが、そこより悪い場所ではないだろうと思う。
この間思い出を振り返りにそこに行ったらもう何もなかったんですけどね。
まあ何をやってもカビの生えるような家なんてない方がいいのです。

というか自分、実家以外はかなり悲惨な住環境にしかいない気がする。
バランス釜なんて最初「なんだこれは!いったいどうすればいいのだ!」とか
非常に動揺したものである。シャワー?何それおいしいの?とか言うようなレベルだった。
トイレもボットンとかなかなか死ねるレベルである。
2000年も過ぎてからまさかウジ殺しのお世話になるとは思わなかった。
もうあんな環境には戻りたくない。

というわけで(どういうわけだ)家ってもう自分が管理しない方がいいんじゃないかな、
とか普通に思うことがある。
具体的に言えばグループホームにお世話になっても何ら不思議ではないレベルだと思う。
その程度には低いだろうと思っている。