減薬期間中 | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

抗うつ剤というのは、一回処方通りに飲んで快方に向かったらそれで終わりというものではなく、
急に薬の服用を止めるわけにも行かない。
どんな薬でもそうだとは思うが禁断症状というものがあって、
精神科の薬というのは文字通り精神に作用するものであるから、
禁断症状が直接行為に現れても困る。

というわけでこの間まで飲んでいた抗うつ薬を二日に一回に服用するようにして、
二週間待つのである。
これでなんともなければそのまま抗うつ薬はお役御免となるわけである。

ところで、こう、色々な当事者の服薬歴を聞き込みするに、
エビリファイを飲むようになった人がいて、こう、不思議な気分になった。
というのも、このブログにも散々書いてあるように、
自分がエビリファイを服用したときは、眠気とだるさがひどく地面をゴロゴロ転がり、
おちおち外出も出来ず、車の運転をすれば途中で車を止めて眠り、
メシを食べれば吐き気がするという、もう用法用量なんて守っていられるか、
という酸鼻極まりない状況であった。文字通り生活が崩壊していた。
当然主治医には「もう止めてください」と言わざるを得なかった。
止めるも何も服用すると体が動かないんだからどうしようもない。

というわけで人によって薬の効果、副作用というのは個人差が激しいので、
あれこれ薬の効果を調べる努力も必要だと思いました。
まあ今回のイフェクサーは吐き気がひどくなる程度だったので、
日常生活が成立しないというレベルではありませんでしたが。
最近はネットで薬の辞典のようなページも増えてきましたので、
昔のように調べるにも苦労する事が無くなったのは幸いと言えます。

このストレス社会、抗不安薬ぐらい常備しとかないと生きていけないような気がするのは、
果たして気のせいなんだろうか。