基本的に忘年会というのはごく身内でしか参加しない。
というか職場というか作業所勤めが長くなると、
忘年会という概念があったのさえ忘れてしまいそうである。
そもそも作業所に忘年会とか支出を迫る社交的行事なんてない。
万が一あったら、工賃だと忘年会の参加費だけで帳簿に穴が開きそうである。
次の日からどう過ごすのか考えただけで胃が痛くなる。
昔社会人だった頃は忘年会という概念があったので参加してはいたが、
基本的に参加しているだけであって、どう話すかとか、
どう今年を忘れるのか、という話については全くの門外漢であった。
今でも大して変わりはない。
作業所と家を往復するだけの生活に慣れると、
それ以外のことはやらなくていいかな、とか思えるから不思議である。
昔はもうちょっと外向的だったんですけどね。
金もないし、別に外に出て敢えてするようなこともなくなったし、
家の中に閉じこもっていた方が精神的に平和なので、
外で酒を飲むことは本当にたまにでいいと思う。
ただ、もうちょっと金があっても一人外食やリサイクルショップ巡りの頻度が増えるだけ、なんですけどね。
趣味とか社会人時代とそんなに変わりはないので、
結局来るべき所にたどり着いてしまっただけのようにも思える。
「ああ、結局一人が一番幸せなんじゃないか」と。