ネット掲示板で情報を仕入れたいときに荒らしと出くわすと非常に気が滅入るのだが、
ああいう荒らしというのは、自分の頭の中では、
人格障碍(外向的なタイプ)あるいは荒らすことをパターンとこだわりに組み込まれた発達障碍、
しかも現実の生活レベルは意外と豊かではない、
というステレオタイプな結論に至っている。
もしこれ以外の人間が荒らすのだったら、それを仕事にして報酬をもらうような、
というかもらっていないと精神の平衡が崩れていくだろう。
一書き込み何円とか、この範囲を荒らすのにいくらとか、
良心が残っていればまずやらないようなことだろうと思うからである。
個人的にはとにかくお断りしたいところである。
大体心の病というのはやっかいで、まず自分が正常でないという認識がなければ、
まず病院には通わないだろうし、外からの働きかけをパターンを乱すものとして警戒し排除すらするだろう。
病識がないというのは、自分が正常だという思い込みから決して出ないものであるが、
「自分が正しい」という思考のなかに「自分が怪しい」という完璧な異物を、
まず好んで入れるようにはならない。
何かこういう人間を他の施設(警察含む)あるいは福祉関係の人間がどうこうできればいいのだが、
大体一人で自分の世界にこもるため大体どうにもならない。
そして長年の行動で足がついた頃には、「こんなになるまでどうして放っておいたんだ!」のように、
病状が冗談にならないほど進行している可能性がある。
なので、自分の中で完結する世界がネットの掲示板しかない、とかいう人間、
精神疾患の人間、あるいは完璧に疑わしい人間、という人々にはネットは触らせない方が、
誰も彼もが幸せになるだろう。
まあ、それを言うと自分もネットに書き込みができなくなるんですけどね。
節度を守る上記疾患の人間もちゃんといるけれども、
あまりにいけない方が跳梁跋扈しすぎると、多少の犠牲もやむなし、
とかいわれて規制されたとしても、文句もしようもなければ、半ば仕方がない。
変なのが自分のカテゴリーで暴れられるだけでも十分迷惑なのであるが。
それらがいなくなってネットの世界が平和になるのであれば、というかならなければならない、
と言う時期は必ずやってくるものと覚悟しなければならない。
なにか許可証でももらえないですかね。
何処かの研究機関だったかが、「世界のあらゆるネットの掲示板というのは、
時間の余った精神疾患者に乗っ取られて終わるだろう」ということを言っていた記憶がある。
疾病が進行すると家の外に出しても不審者にしかならない、とかありますからね。
仕事がなくて家の中だけにいれば外界に干渉できるのはネットの中しかないですからね。
部屋の中で時間がありあまって掲示板に変なことしか書けないだけでも、
他人の心を攻撃するには十分すぎるのである。
現在「精神病院の病床数を減らし、入院期間を短くして在宅治療中心に」とかいう
外国を見習った感じの流れになりつつあるとは思うが、
家の中にこもられてパソコンばかりいじるようであれば病院に戻されたとしても、仕方がないだろうと思う。
というか家でパソコン(あるいはスマホ)なんて取り上げられればいいのに。
精神の治療に悪影響を及ぼす、とか適当な理由をつけて。
医師にはそのぐらいの権限がないと困る。何が困るかといえばネットに解き放たれた獣に傷つけられる。
自分のやってきたことが自分の首を絞めてパソコンが取り上げられるようなことにならない限り、
自分を省みるようなことがないというのも、考え物である。
自分はそういう風な人間にはなりたくない、とはいっているが、
何処まで正常なのかも、案外把握していない。
自分が怖いからネットの掲示板には一切書き込みしていない。
と言うかすると冷や汗をかいたりする。抗不安薬がなければやっていられない。
だからここで文章を書いて自分の病状と向き合うしかないのである。
兎角この世は生きにくい。