「秘密」という言葉の意味 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

秘密とは文字通り「密やかにしなければならないこと」である。
誰かの口約束でも、秘密と言われればそれは秘密である。
口外する事なんて考えられない。守秘義務が課せられているようなものである。
そしてそれを苦痛とは思わない。
約束を厳重に守ることにおいては、広汎性発達障害の人間ほど厳しい人間はいないだろう、
と勝手に思っている。
何しろ「常識の範囲」とか「例外」という言葉を出来る限り持ち出さないようにするから、
多分約束した人間が死んでも勝手に口を開いたりはしないだろう。
相当生命を脅かされない限り。

約束とか言葉で交わした契約というのは、厳重に守られなければならない。
大したことのない約束であっても、約束は約束なのである。
守らなければ約束ではない。
規則や規律を厳重に守るように、約束も守られるべきなのである、
とか言うと「肩肘を抜いて」とか言われるのだが、
一度でも破ったら約束でなくなるものを、どうして破ろうと思うだろうか。
そういうものである。

このような人間であるから、できる限り人と約束はしたくない。
約束は悪いことではないが、あまりに増やしすぎて自分の行動を制約されてはかなわない。
それぐらいには遵法(?)精神はあるのです。
約束はある意味絶対なのです。絶対という言葉は好きではありませんが。
守るべきものがなければ一体何を守るというのですか。