宅配弁当?いやいや | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

隣の広告スペースに「手間を削減!宅配弁当!!」とか広告が出るのだが、
正直な話他人が来るのが一番厄介だと思っている人間に、
宅配弁当という手段は極限までないだろうと思っている。
手間を削減するなら、インスタントでいいじゃないですか。
それより上のものを求めるのであれば、もう自分でやる。

というか、料理が趣味である以上、他人に作られた弁当を毎日運ばれるのは、
案外精神的に堪える。自分で何かを作り出す楽しみがなくなるからである。
昼間は作業だの何だのに追われているから自分で料理をする時間がない以上、
弁当だの配食だのが配られても不平不満をあげてはいけないのだが、
自分ひとりの時間になった時に、自分で何かをする選択肢をなくすことを、
私は非常に嫌がる。

たまにとか、気が向いた時、とかに弁当とか外食とか、そういうのをするのも、
して楽しみを得られるのも「自分で選んだから」である。面倒くさいのはその次かもっと下である。
勝手に飯を運ばれてというより、勝手に飯を選ばれて、のほうが納得がいかない。
鍋をふるう腕があるのに、それを使わないとは何事か。
そういうのはもう自力で動けないほどの余裕がない時までやってこないだろう。
やってこないことを願いますが!!

私は強制的に弁当を食べることで楽をしたとは思わない。
堕落をしたと思っている。