弁当の弊害 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

コンビニ弁当とか、業者に頼むものとか、
そういう類の弁当には揚げ物が入っている。
個人的にはダイエットの天敵である。
人がサラダと豆腐だけの実に慎ましい食事(自称)をとっている最中に、
極めて目の毒である。
弁当はすべからくヘルシーであるべきじゃないのか。

衛生観念上熱を通した食事を出さなければならないとか、
仕方がないのかもしれないが、毎日毎日揚げ物ばかり食わされて
健康になるはずがないんじゃないのか。
食事とは生命維持の営みである。その辺をぶん投げたような食事で、
人の一体何を救えるのか。
そういうのが嫌になって、自分はなるべくそういう弁当の類を買わないようになった。
(この間買いましたけど…)
どうせ食べるなら納豆でもあればいいだろう。

「なんかこれを食べたら不健康になりそうだな…」
と思うものを素直に食べていいと思えるものだろうか。
アレルギー持ちなので、その辺は人一倍気を遣っているが、
弁当というものは、無慈悲に、容赦なくアレルゲンを送ってくる。
その辺も嫌になったのである。
毎日オレンジ色の衣を見ると想像しただけで、何とも微妙な気分になるのだが、
それを実際に声にする人はいないのが、何とも悲しい世の中である。
「この値段で出すんだから我慢して食え」みたいな食事はしたくない。
そんな贅沢なことを言っていられるような身分ではないが、
なんというか、ある程度の矜恃は保ちたいものである。