釣りっていいですよね。魚を釣り上げたとき以外。
…相変わらず訳の解らないことを言っているが、
実際釣りをするのは、魚を釣り上げたとき以外が楽しいのである。
実生活では一体丸ごとの魚が触れない、という、
「それでどうして釣りなんてするんだよ!!」と釣り愛好家達に怒られるようなことになっているが、
実際水面に糸を垂らして、呆然と水面を眺めているだけなのが一番落ち着くのである。
水が好きなだけかもしれない。
この際だから、針も餌もつけないまま放り込んで、
「いやぁ、釣れますか?」「釣れるわけないじゃないですか」
という訳の解らない問答をするために釣りに行きそうな気がしてならない。
こんな状態なので、一人では釣りに行けない。
必ず誰かと行き、釣果は全部その人に譲る。
釣った後の後始末は大体同行者の誰かになるので、
むしろその人のものにならなければ不公平というものである。
魚に触れない、という時点で大きく道を踏み外してはいるが、
これでもちゃんとした釣り具一式は常備してある。
本当、どうして常備する気になったのだろうか。
という奴がゴールデンウィークを狙って釣りに行くことを企んでいるのであります。
ただし、雨天中止ですが。