依然としてコメント欄無し | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

「ブログである以上、他者との交流をしないと訪問者は増えない」のは解りきっているが、
見知らぬ他人と直接文章のやり取りをするのが苦痛である以上、
どうしてもコメント欄だけは作れない。
基本的に他人とのコミュニケーションに時間をとられたくない、というのは、
大体ブログを始めたときからそんなに変わりない。
最初は承認制にしていたけれども、次第にそれも苦痛になってきたので、
ある時を踏ん切りにコメント欄を取っ払ってしまった。
今では一方的に書きたいことを書き殴る日々である。

ずっと精神に関わることを書いていると「類は友を呼ぶ」という言葉通り、
同じような精神に何らかの変調をきたしている人が文章を投げかけかねない。
来て文章を見ていただく分には問題はないのだが、
コミュニケーションをとるにはあまりに気が重すぎる。
別に悩みがないわけではないが、他人の悩みにはそんなに興味がない。
そもそも、他人の心情をおもんばかることに支障をきたしている症状の人間に、
一体どのまともな心情を期待しろというのか。

適当なことを書いて気を紛らわせたくもないし、
何処を判断していいかわからないメールの文章を見ながら数時間頭を抱える…とかあるので、
正直荷が重い。頭や胃や腸が痛くなる。
精神的な所にそんなに変調をきたしていないのは、
何度も書くようにコミュニケーションの量自体を極力減らしているからである。
正しいかどうかは解らない。ただ、そうしないと危機が迫っているような気がする。
場数を踏めば済む、ような問題でもない。むしろ踏めば踏むだけ傷を背負う。
というわけで、今日もまた文章だけを放り投げて去って行く。
そういう日々でないと生活が不便なのである。