熱心なテレビドラマ嫌い(意味不明) | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

所謂メロドラマを三十分だけ見ているだけでも、
なんとなく精神安定剤とか抗不安薬が必要になるほど精神が脆いと感じる今日この頃、
皆様方におかれましては日々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 
マスメディアに積極的に触れるような意欲のない人間なので、
感情が剥き出しにされることに納得がいかない。
よくもまあ、ドラマとかで感情が垂れ流しにされて我慢できるとか思う。
別に感情がないわけではないが、波が大きいのが困る。
乗り越えられる波と乗り越えられない波があるんですよ。薬を検討するレベルで。
 
あんなものを日常的に見ていたら、睡眠導入剤も抗不安剤もなし崩しに増えるだろう。
推理ものにしても、動機はどうでもよく、トリックと犯人が誰かさえわかれば後は案外どうでもいい、
というような自分にとっては、松本清張とかああいう感じのは受け入れにくい。
無論典型的な二時間ドラマは却下せざるを得ない。犯人がわかるまで長いのは勘弁していただきたい。
飽きたら犯人だけわかろうとして、最後の部分だけ読んで、
もう一回振り返りながら読むような人間なので、
むしろ犯人だけは最初に明らかにしていただきたいと。
映像作品にしても、古畑任三郎とか、刑事コロンボとか、
最初からある程度ネタばらしされている路線の方が安心して見ていられる。
 
だが、そういう人間が何故横溝正史をがっちり読んだのか、は謎である。
 
文章や映像の上に、余計な感情がはみ出ると、何とも言えない吐き気がする。
そういう意味でラノベは読めない。
こういう人間がいるということも、エモーショナルな表現が嫌でたまらない人間がいるということも、
やっぱりそれなりに把握していただかないと、テレビは単なる置物である。(ただし相撲の期間は除く)