基本的にどんなに寒くても冷やし中華は食う派なのだが、
具は要らない。余計なものは要らない。
平たく言えば錦糸玉子もハムもキュウリも余計な物に過ぎない、
ということで自分の中ではまとまっている。
麺とタレ以外の味って基本余計な物じゃない?と
どういう麺料理を食べていても思う。
混ぜてよかったものがあったかどうか、今でも疑問である。
ラーメン屋で「全部のせ」とかバーンと出されても困る。全く食欲をそそらない。
見るだけで具合が悪くなりそうだ。
もう全部混じり合って味が滅茶苦茶になるんじゃないの?
ネギ程度なら大目に見るけどさ…
なので冷やし中華を出された場合はまず具を処理する。真っ先に。
他にすることはない。
周囲からは「どうしてそんな偏った食べ方をするのか」と言われることもあるが、
自分の中では混ぜたりする方が偏っている。
麺と具の味は別々の物であり、混じり合った味の中にすばらしさは存在しない。
行儀が悪いとかそういう問題ではなく、それは果たして美味しいと言えるのか、の問題である。
で、家では麺とタレだけ、という正直見栄えの悪い物が定番なのである。
どんな具を入れても余計なものにしか見えない場合、
余計な物を省くのが合理性というものではないだろうか。