一人で飯を食う時は来た!それだけだ。 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

ランチメイト症候群(食事をする相手がいないことに恐怖を覚える症状)とは
多分私は対極の位置にいるのだろうと思う。
寧ろ一人で食事をしたい。
そうしないと救われた気分にならない。
食事は食事の味がしないといけない。
 
家族と食事をするときも、前にも書いたかもしれないが、
大体食事中の会話というものがあまりない。
そしてとにかく高速である。
淡々と食べて、淡々と片付ける。
幼少時にとにかく早く食べろ、と言われた後遺症かもしれない。
 
飯を一人で食うことで自分に価値がないなんて叫いていたら
おちおち飯も食えない。
それを言ってしまえば、自分には毎日価値がないという
極めて恐ろしい結論が下る。
自分の場合は孤独への親和性が高いからなのかもしれないが、
大体食事は一人で食べていた。何か行事でもなければ席なんて囲まない。
囲んでも話すこともない。次第に浮いてくる。
 
食事の時、友達がいないことを気に病んでいたら、
一体自分の人生の大半はどうなってしまうのか。
別に気に病まないからこそ、かえってのうのうと生きてきた。
孤独は自体は悪くとも何ともない。
価値観が「それが悪い」と言うから悪いのだと思っている。