*いしのなかにいる* | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

自分の中では、家の壁というのは外と内とを
物理的だけでなく、精神的にも分け隔てるものだと思っている。
しかも、それが全く崩れないことを心底願っている。
一人でいるときは、本当に壁やら何やらで隔離されてないと
心底休んだ気にならない。
 
トイレの個室で時間をつぶす人の気持ちがわからないでもないが、
公益性の高い場所を占拠するわけにはいかないと思っている。
閉所、暗所、とにかく幅の狭いところ、
家以外の空間でそういう空間が少ないような気がしてならない。
あったとしても随分怪しまれるか、
不思議がられるかのどちらかだった。
まあ、暗くじめじめした場所に一人でじっとしていれば、
怪しまれない方がおかしい。
出来る限り見つからないようにやっているが、
本当に石の中にいれば窒息死するため、
いしのなかにいる訳にはいかない。
 
家の中は完全プライベートの空間のため、
別に多少広くとも構わないが、
そうでない場所は本当に薄暗く、狭く、
なんとなく誰も踏み込まないような場所がいい。
最終的に人を驚かせてしまうのはご愛敬…